啓林堂書店 新刊・話題本

新刊・話題本

啓林堂書店新刊・話題本歴史・時代小説 [ 登録件数:18 ]
玉麒麟 羽州ぼろ鳶組

■出版年月/2019年3月
■ジャンル/日本文学、文庫
■著者/今村翔吾
■出版社/祥伝社
■税込価格/842円
■サイズ/420P 16cm

火消にして府下十傑に数えられる鳥越新之助。新庄の麒麟児と謳われた“ぼろ鳶組”頭取並は、闇に堕ちたのか?豪商一家惨殺及び火付けの下手人として手配された新之助は、一家の娘を人質に逃走を続け、火盗改、江戸の全火消の包囲を次々と打ち破っていく。一方、幕府の命で動きを封じられたぼろ鳶組頭取松永源吾は、仲間のため、己のため、決意を胸に立ち上がる。書下ろし長編時代小説。

落花

■出版年月/2019年3月
■ジャンル/日本文学、歴史
■著者/ 澤田瞳子
■出版社/中央公論新社
■税込価格/1,836円

時は937年。己の音楽を究めんと、幻の師を追い、京から東国へ下った仁和寺の梵唄僧・寛朝。そこで彼は、荒ぶる地の化身のようなもののふ・平将門と出会う。やがて時代の混迷と戦場の「音」が、何もかも隔たった二人を強く結びつけていく――。
『若冲』『火定』の俊英が武士の世の胎動を描いた、魂の咆哮とどろく歴史雄篇!

行基と歩く歴史の道

■出版年月/2018年11月
■ジャンル/歴史
■著者/泉森皎
■出版社/法藏館
■税込価格/2,160円
■サイズ/297P 19cm

行基生誕1350年。近畿文化再発見!考古学者と歩いて、見て、学ぶ。近畿人も知らない古社寺・遺跡が目白押し!

<目次>
第1章 大和と河内
(二上山北麓―穴虫から逢坂・関屋の里を歩く  近つ飛鳥の里を歩く 羽曳野丘陵中央部を歩く  河内から摂津へ―中高野街道)
第2章 行基の足跡を訪ねて
(行基と和泉  行基と河内  行基と摂津猪名野・武庫・兵庫  行基と大和・その周辺  行基と土塔)
第3章 行基の残影を求めて
(南山城の古社寺と遺跡  巨椋池と宇治川流域の社寺と遺跡  京都伏見丘陵の古社寺と古墳  木幡と伏見・桃山丘陵を歩く  鳥羽・伏見の史跡を訪ねて  久御山町、山城三川の合流地と巨椋池南西岸  吉野川流域の社寺を訪ねて  南街道を歩く)
第4章 アジアの仏塔と大野寺土塔

週刊 ニッポンの国宝100

■発売日/2017年9月5日
■ジャンル/教養、ワンテーマ
■出版社/小学館
■税込価格/創刊記念特別価格:500円、2巻以降:680円
■サイズ/A4変型判・オールカラー42ページ

私たちには、世界に誇る宝がある。
今年は「国宝」という言葉が誕生してから120年。
日本美術の最高到達点ともいえる「国宝」に秘められた美と文化の歴史を再発見する年に、贈る。
9/5(火)刊行開始。創刊号は「国宝二大スーパースター 風神雷神図屏風/阿修羅」

桜奉行 幕末奈良を再生した男 川路聖謨

■出版年月/2016年11月
■発売日/2016年11月26日
■ジャンル/時代小説
■著者/出久根達郎
■出版社/養徳社
■税込価格/1,944円
■サイズ/344ページ、18.8 x 12.8 x 2.5 cm

大国ロシア相手に和親条約締結を成し遂げた幕末敏腕外交官・川路聖謨。
その知られざる奈良奉行時代を直木賞作家が描く!

明治元年三月十五日──江戸城総攻撃の日。
前日の勝・西郷会談での攻撃回避決定を知らなかった川路聖謨(としあきら)は切腹の上ピストル自殺した──その時彼の目に映ったものは、奉行として初めて目にした古都奈良の桜ではなかったか。 世相がすさみ町も寺もあれていた奈良を立て直した人間味豊かな川路。なかでも特筆すべきは庶民も巻き込んだ桜楓の植樹活動である。 その時植えられた桜は 百六十年たった今も 奉行所の裏を流れる佐保川の堤で美しい花を咲かせている。


<著者情報>
出久根 達郎 (でくね・たつろう)

1944年、茨城県生まれ。作家。古書店主。
中学卒業後、上京し古書店に勤め、 73年より古書店「芳雅堂」(現在は閉店)を営むかたわら執筆活動を行う。
92年『本のお口よしごしですが』で講談社エッセイ賞、 翌年『佃島ふたり書房』で直木賞、 2015年『短編集 半分コ』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
著書は他に、『古本綺譚』『作家の値段』『七つの顔の漱石』『おんな飛脚人』 『謎の女 幽蘭』『人生案内』『本があって猫がいる』など多数。

絵本古事記 よみがえり-イザナギとイザナミ

■出版年月/2015年11月
■ジャンル/日本古代史
■著者/(文)寮美千子、(画)山本じん
■出版社/国書刊行会
■税込価格/2,808円
■サイズ/1冊(ページ付なし) 27cm

これまでにないイメージでつむがれるイザナギとイザナミの物語。「絵本古事記」は、古事記の深層にある神話的な心の世界、古代的な感性を、芸術家の直感により、いまの時代によみがえらせようとする試みです。

ビジュアル版 世界の歴史

■出版年月/ 2014年11月
■ジャンル/図鑑
■監修/(日本語版)増田ユリヤ
■出版社/ポプラ社
■税込価格/7,344円
■サイズ/320P 29cm

1500以上の写真とイラスト、地図、図版で生き生きと世界の歴史の動きが、そして現代との関連がつかめるビジュアルヒストリーブック!!

なら記紀・万葉 古事記かるた

■ジャンル/歴史、かるた
■出版社/大石天狗堂
■税込価格/1,728円

楽しく遊びながら古事記の世界へ
今から約1300年前に 奈良でまとめられた『古事記』。
そこに書かれてある物語や歌謡をもとに、 わかりやすい言葉とイラストで かるたを作りました。
楽しく遊びながら、 遠い昔に書かれた『古事記』の世界に 親しんでみてください。
かるたは小学校4年生以上から楽しめます。

日本人が知っておくべき竹島・尖閣の真相

■出版年月/2012年10月
■ジャンル/歴史、社会
■著者/SAPIO編集部
■出版社/小学館
■税込価格/980円

李明博大統領による竹島上陸、香港民間団体による尖閣上陸など、日本の領土に韓国・中国が手を伸ばしている。
国際情報誌『SAPIO』が過去10年間報じ続けた「日本の領土である証拠」を1冊にまとめて緊急出版。実のある論争をするための重要な基礎知識が詰まっている。

光圀伝

■出版年月/2012年8月
■ジャンル/日本文学、歴史時代小説
■著者/冲方丁
■出版社/角川書店
■税込価格/1,995円
■サイズ/751P 20cm

何故この世に歴史が必要なのか。
生涯を賭した「大日本史」の編纂という大事業。大切な者の命を奪ってまでも突き進まねばならなかった、孤高の虎・水戸光圀の生き様に迫る。
『天地明察』にも登場した水戸光圀。『天地明察』で渋川晴海と水戸光圀が対面を果たしたあのシーンも登場する注目作!

蜩ノ記

■出版年月/2011年11月
■ジャンル/直木賞受賞、小説
■著者/葉室麟
■出版社/祥伝社
■税込価格/1,680円
■サイズ/327P 20cm

☆★ 第146回 直木賞受賞作 ★☆
城内で刀傷沙汰を起こし、向山村に遣わされる事になった奥裕筆・檀野庄三郎。命じられたのは7年前、前藩主の側室と不義密通を犯したとして幽閉中の元郡奉行・戸田秋谷の監視と、7年前の事件の真相究明、そして秋谷の携わる家譜編纂業務の補助だった。秋谷は家譜編纂の任が解かれる10年後に切腹を命じられている。
”区切られた命”で日々を生きる秋谷。庄三郎は秋谷の清廉さを見ているうち、秋谷の無実を信じるようになり・・・
生きるとは何か。 作品全体に流れる重厚な空気。武士、主従関係の有り様を考えているうちに、今度は人間それぞれの価値観・正義を深く考えずにはいられなくなる。

一刀斎夢録 上

■出版年月/2011年1月
■ジャンル/日本文学
■著者/浅田次郎
■出版社/文藝春秋
■税込価格/1,680円
■サイズ/368P 20cm

大正という新時代に違和感を覚える梶原中尉は、1人の元巡査を訪ねる。その老人こそは新選組最強の剣士でありながら維新の動乱を生き延びた斎藤一であった。龍馬暗殺、会津戦争、近藤勇ら隊士の末路……老人の語りに魅せられた梶原は、実は全ての話が無名の少年隊士・鉄之助につながることに気づく。土方歳三最後の写真を箱館から持ち帰った、寄る辺ない少年と斎藤一との哀しくも凄絶なかかわりとは――。
『壬生義士伝(みぶぎしでん)』『輪違屋糸里(わちがいやいとさと)』に続く浅田版新選組の、深い感動に打たれる大作!!下巻も発売中。

八朔の雪 みをつくし料理帖

■出版年月/2009年5月
■ジャンル/日本文学
■著者/高田郁
■出版社/角川春樹事務所
■税込価格/580円
■サイズ/271P 16cm

角川春樹氏も激賞する、温かな料理と人々の優しさが織りなす、書きおろし時代小説の傑作!文体もやわらかくて読みやすい。巻末にあるお料理レシピも嬉しい。

銀二貫

■出版年月/2010年8月
■ジャンル/日本
■著者/高田郁
■出版社/幻冬舎
■税込価格/630円
■サイズ/271P 16cm

「みをつくし料理帖」で大人気の高田郁の時代小説「銀二貫」の文庫版。
料理と時代小説という組み合わせに、上方の義理人情がからまって展開するストーリーは飽きさせず、テレビで時代劇を見ているかのように進んでいきます。

マルガリータ

■出版年月/2010年6月下旬
■ジャンル/歴史小説
■著者/村木 嵐
■出版社/文藝春秋
■税込価格/1,575円

1582年にローマ教皇のもとに派遣された天正少年使節。その中で、ただ1人棄教した千々石ミゲル。切支丹の憎悪を一身に受けながら、何の為に彼は生き抜こうとしたのか?
著者はいくつかの会社勤めをへて、作家の司馬遼太郎に仕えた最後のお手伝いさんで、現在は司馬遼太郎記念財団の理事長秘書。本作品は、第17回松本清張賞を受賞している。

新版 古寺巡礼 奈良 第2巻 長谷寺

■出版年月/2010年4月
■発売日/2010年4月23日
■ジャンル/歴史
■著者/梅原猛・小野塚幾澄
■監修/梅原猛
■出版社/淡交社
■税込価格/1,680円
■サイズ/A5判 144頁(カラー64頁)

長谷寺は朱鳥(しゅちょう)元年(686)、道明上人が天武天皇のために「銅板法華説相(せっそう)図」を初瀬山西の丘に安置したのにはじまり、神亀4年(727)、徳道上人が聖武天皇の勅願によって十一面観音菩薩を東の丘に祀られた。徳道上人は西国三十三所観音霊場を開き、長谷寺を根本道場として初瀬詣・長谷信仰は全国に広がった。真言宗豊山(ぶざん)派総本山として、西国三十三所第八番札所として、四季を通じて花の御寺として、多くの人々の観音信仰をあつめる。

新版 古寺巡礼 奈良 第1巻 法隆寺

■出版年月/2010年4月
■発売日/2010年4月23日
■ジャンル/歴史
■著者/大野玄妙・立松和平
■監修/梅原猛
■出版社/淡交社
■税込価格/1,680円
■サイズ/A5判 144頁(カラー64頁)

昨年11月に全40巻を完成した『新版古寺巡礼・京都』シリーズに続く新シリーズ『新版古寺巡礼・奈良』の第1巻。世界最古の木造建築として有名な法隆寺を取り上げ、聖徳太子の教えを今日に伝える日本仏教のルーツともいうべき法隆寺の魅力を、大野玄妙法隆寺管主はじめ、多彩な執筆陣が紹介する。

ころころろ

■出版年月/2009年7月
■著者/畠中恵
■出版社/新潮社
■税込価格/1,470円
■サイズ/20cm

摩訶不思議な妖怪たちに守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいる江戸有数の大店の若だんな・一太郎。ある朝起きると、目から光りが奪われていた!その理由は、空前絶後のとばっちり?長崎屋絶体絶命の危機に、若だんなが名推理。だけど光りの奪還には、暗雲が垂れこめて―。佐助は妻と暮らし始め、どうなる、若だんな?絶好調「しゃばけ」シリーズ第八弾。


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