啓林堂書店 奈良の書籍

奈良の書籍

奈良の歴史・文化・観光ガイドブックなど、奈良を知る書籍をご紹介します。ご紹介は一例です。定期的に内容を更新いたします。

変貌する古事記・日本書紀 いかに読まれ、語られたのか

■出版年月/2020年4月
■ジャンル/教養、新書
■著者/及川智早
■出版社/筑摩書房
■税込価格/880円

ヤマトタケルの物語は古事記と日本書紀でも食い違い、その後も都合よく改変されていった。礎となる古典になぜそんなことが起こったのか? その背景を探る。

もっと知りたい薬師寺の歴史

■出版年月/2020年3月
■ジャンル/仏教、美術
■著者/藤岡穣、安永拓世、金子隆之
■監修/薬師寺
■出版社/東京美術
■税込価格/2,200円
■サイズ/79P 26cm

天武天皇の発願に始まる奈良の古刹、薬師寺―。創建は白鳳時代にさかのぼり、1300年以上もの長い年月、幾多の災厄を乗り越え、法燈を守り伝えてきた。失われた伽藍の復興という一大事業が続く今日までのはるかな道程を、新しい知見を交えながら、今に残る数々の寺宝とともにたどる。

秘仏探偵の鑑定紀行

■出版年月/2020年4月
■ジャンル/日本文学、文庫
■著者/深津十一
■出版社/宝島社
■税込価格/858円
■サイズ/281P 16cm

『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ、最新作。彫刻教室で助手をしながら仏師を目指している「ぼく」こと織田真人には、ある特殊能力があった。彫刻に手を触れると、その制作過程や心理状態が、作者の視点で追体験できるのだ。あるとき、教室にやって来たR大学准教授の八代にその能力を買われた織田は、仏像に関する仕事を手伝うことになる。合掌する像の傍らに錫杖が添えられた地蔵菩薩、奈良大峰山の山伏が所有しているという奇跡の秘仏――虚空蔵菩薩、阿寒湖畔の民芸品店で見つけられた数十体の円空仏。真人は准教授・八代とともに、仏像にまつわる三つの謎に挑む!

京都・奈良のお寺で仏像に会いましょう イラストガイド 一度は拝観したい、あの仏像と出逢う旅にでかけませんか?  改訂版

■出版年月/2020年4月
■ジャンル/ガイド、古寺巡礼
■著者/福岡秀樹
■出版社/メイツユニバーサルコンテンツ
■税込価格/1,892円
■サイズ/160P 21cm

◇◆◇ 著者からのコメント ◇◆◇
国宝指定された仏像の数では奈良県にあるものだけで全国の半数を超えるそうです。
次いで多いのが京都府です。この2府県に日本を代表する仏像がほとんど揃っているわけです。

本書はこうした京都と奈良の仏像の中から特にこれだけは見ておいた方がいいと言う仏像を取り上げました。

ほとんどの仏像は完成当初は金ピカだったり、派手な色が塗られていたりしたものです。
それが数百年、千年後の今日、塗装の剥落したままにされているのは、仏像の無常観を仏像が身をもって表していると言えるでしょう。

仏像は仏教の理念を表現するために作られたものですが、はじめはそんなに難しいことを考える必要はありません。
知識なしに仏像のお顔をじっと見つめるだけでも、何か心に響いてくるものがあると思います。
仏像の背景を知るのはそれからでも遅くないでしょう。

本書が仏像について興味を持たれた方の一助になれば幸いです。

福岡 秀樹

私の法隆寺物語

■出版年月/2020年3月
■ジャンル/神社仏閣、歴史
■著者/高田良信
■出版社/東方出版
■税込価格/2,970円
■サイズ/445P 21cm

日本最初の世界文化遺産となった法隆寺。ひとりの学僧が生涯をかけ、寺内に眠る史料を探し続けた古代から現代までを描ききったドラマ200話。
<目次>
斑鳩―大ケヤキに群れ遊ぶ鳥
藤ノ木古墳の謎とロマン(被葬者を意識した太子 2人の被葬者)
太子の理想郷―抵抗勢力の及ばぬ地へ
太子の政治姿勢―道後の旅で思索
太子の内政改革断行―「天寿の国」実現へ
法隆寺建立前後の仏教―教義が政治の基礎に
太子道をゆく―伝承の道さまざま
巨星堕つ―再来願う伝説へ
上宮王家の滅亡―大化改新へ
竜田新宮の遷宮理由―法隆寺による鎮魂か〔ほか〕

pen+ 奈良カルチャー・クルーズ いまだから知りたい、古都の旅へ!

■出版年月/2020年3月
■ジャンル/ガイド
■出版社/CCCメディアハウス
■税込価格/1,100円
■サイズ/98P 29cm

ひとたび、足を踏み入れると世界遺産に囲まれ、流れる時さえも変えるような、いにしえの都、奈良。日本の原点である神秘的な魅力はもちろん、新たな挑戦をするクリエイターたちが古都の伝統を継承し、創造する世界も注目せずにはいられない。彼らが生み出したプロダクトや空間をはじめ、奈良ならではのライフスタイルや伝統工芸の名品など、新旧の融合を魅せる現在進行形のこの地をいまだからこそ巡りたくなる、完全保存版の1冊です。

IN NARA 悠久の歴史、やまとびとの心

■出版年月/2020年2月
■ジャンル/写真集
■文/井上千鶴
■写真/井上博道
■出版社/光村推古書院
■税込価格/1,958円
■サイズ/191P 15×15cm

奈良を愛し、撮り続けた写真家・井上博道。
彼の写した古都のエッセンスが一冊の本に。
仏像や社寺、そして豊かな自然。奈良の魅力を美しいビジュアルで。
ハンディなサイズ、日英併記で外国の方のお土産にもぴったりです。

古代史講義 宮都篇

■出版年月/2020年3月
■ジャンル/新書、教養
■著者/佐藤信
■出版社/筑摩書房
■税込価格/1,012円
■サイズ/301P 18cm

古代の代表的宮都を、飛鳥の宮々・難波宮・大津宮から藤原京・平城京・恭仁京・紫香楽宮・平安京、さらには大宰府、平泉に至るまで十五講にわたって紹介。最新の調査成果と、深まりゆく研究を紹介しつつ、宮都の実像を叙述するだけでなく、各時代の社会的背景となる古代都市のあり方をも明らかにする。一般読者に向けて先端研究を解説し、旧来の古代史イメージを刷新するシリーズ第三弾。

歪められた古代天皇 『古事記』『日本書紀』に隠された真実

■出版年月/2020年3月
■ジャンル/教養、新書
■著者/家村和幸
■出版社/宝島社
■税込価格/1,078円
■サイズ/353P 18cm

『古事記』『日本書紀』には、明らかな間違いや不明確な箇所、さらに故意に史実を書き換えている部分も存在する。それは、『記・紀』が、仏教と唐風文化が蔓延する時代に日本の歴史をリセットする目的で書かれたからだ。そのため、崇仏派でない天皇は否定されてきた。本書で、『記・紀』に隠された「本当の日本の歴史」を再現する。
<目次>
序章 『古事記』『日本書紀』によって隠された超古代史
第1章 秦人と日ユ同祖論
第2章 顕宗天皇と仁賢天皇
第3章 継体天皇と安閑天皇・宣化天皇
第4章 欽明天皇と聖明王
第5章 敏達天皇とオシサカヒコヒトノ太子
第6章 蘇我氏系天皇二代と神仏戦役
第7章 推古天皇・聖徳太子と秦河勝
第8章 舒明天皇と皇極天皇
第9章 孝徳天皇と大化の改新
第10章 天智天皇と白村江の海戦
第11章 弘文天皇と大海人皇子


図典「大和名所図会」を読む 奈良名所むかし案内

■出版年月/2020年3月
■ジャンル/歴史、教養
■著者/ 本渡章
■出版社/創元社
■税込価格/4,180円
■サイズ/254P 26cm

原寸復刻された迫力ある名所絵を読み解き、江戸時代の奈良へ誘う案内書。約180点超に及ぶすべての絵図も縮小掲載し、地名やキーワードで引ける画期的な図典。

京都・奈良神社めぐり案内 カラー版

■出版年月/2020年3月
■ジャンル/教養、新書
■著者/古社参拝研究会
■出版社/宝島社
■税込価格/1,408円
■サイズ/223P 18cm

千年の都、京なら上賀茂神社の立砂、下鴨神社の糺の森、伏見稲荷の千本鳥居、八坂神社の祇園祭、北野天満宮の梅…。神話が息づくまほろば、大和なら、大神神社の大鳥居と三輪山、石上神宮の七支刀、玉置神社の神代杉、春日大社の鹿島立神影図…。鳥居、神木、依代、社殿、祭祀…、名神社には名神社ならではの美宝が伝わっている。京都・奈良の71の名神社の縁起、見どころを、訪れるための基本情報とともに徹底ガイド!持ち歩きに便利な、ハンディタイプの永久保存版!!

歩いて楽しむ奈良 大和路 〔2020〕

■出版年月/2020年3月
■ジャンル/ガイド
■出版社/JTBパブリッシング
■税込価格/1,100円
■サイズ/175P 21cm

地図で歩く30コース。観光+歴史+風景、1コース徒歩3時間以内のおさんぽ旅へ。

<目次>
古都奈良で麗しの仏像に出会う
奈良・西ノ京
斑鳩・大和郡山
山の辺の道・初瀬
飛鳥・藤原京
吉野・五條

一生に一度は見たい日本の国宝100選

■出版年月/2020年1月
■ジャンル/教養、芸術・美術
■出版社/宝島社
■税込価格/1,210円
■サイズ/111P 30cm

国宝巡りの必携本!“細かすぎる”鑑賞ポイント!! 日本初の世界遺産 法隆寺五重塔ほか、主要国宝を完全網羅&見どころを徹底詳解! 時代を超えて受け継がれてきた“美の真髄”に触れる!

古事記・日本書紀 神話を旅する 【TJMOOK】

■出版年月/2020年2月
■発売日/2020年2月19日
■ジャンル/古代史、教養
■出版社/宝島社
■税込価格/1,540円

出雲、伊勢の両大社の式年遷宮が行われ、編纂1300年を迎え、俄然注目を集める『古事記』『日本書紀』 。豊穣なる神話の舞台、神々の聖跡を訪ね、あら教養すじ+ルポ、上質なビジュアルとともに二大史書を紹介するタイムトリップ読本です。

大地の古代史 土地の生命力を信じた人びと

■出版年月/2020年1月
■ジャンル/古代史
■著者/三谷芳幸
■出版社/𠮷川弘文館
■税込価格/1,870円
■サイズ/204P 19cm

古代の人びとは、大地とどのように関わっていたのか。地方と都の人たちの大地をめぐる豊かな営みや、土地へのユニークな信仰を追究。「未開」と「文明」の葛藤をたどり、日本人の宗教的心性のひとつの根源を探り出す。

万葉恋づくし

■出版年月/2020年1月
■ジャンル/教養、文庫
■著者/梓澤要
■出版社/新潮社
■税込価格/737円
■サイズ/359P 16cm

万葉歌人は、じつは恋愛下手でした―。若い大伴家持から恋歌を贈られた年上女性の、理性と情熱の揺らぎを描く「年下の男」。夫に愛想を尽かした妻が出した結論「しゑやさらさら」。恋の歌が苦手な女の前に現れた庭を愛する男との、不意の出来事が胸を焦がす「恋の奴」。その他、下級役人の滑稽な同棲「紅はかくこそ」など全七編。歌人たちのおおらかで不器用な恋の一瞬を、みずみずしく描く傑作。

ころころ古事記 ゆる神様の神社ナビ

■出版年月/2019年12月
■ジャンル/雑学、文庫
■著者/松尾たいこ
■出版社/かざひの文庫
■税込価格/1,650円
■サイズ/169P 19cm

古事記ゆかりの神社を御祭神のゆる神様がご案内!4コマ漫画で古事記ストーリーもまるわかり。古事記をもっと楽しむための神様&神社図鑑。

るるぶ奈良’21

■出版年月/2020年1月
■発売日/2020年1月14日
■ジャンル/ガイド
■出版社/JTBパブリッシング
■税込価格/1,078円

世界遺産と国宝の宝庫・奈良の旅に必携!
大仏や阿修羅像など、教科書で見たことのある仏像を大特集した付録「仏像BOOK」をはじめ、世界遺産の寺社の詳細ガイドなど、お役立ち情報が満載。
かわいいものやおいしいものがいっぱいの人気エリア・ならまち、「万葉集」ゆかりの地として注目の飛鳥など、エリアガイドもたっぷり掲載!
社寺や仏像が好きな方にも、古都のまち歩きが好きな方にも使える1冊です。

最新調査でわかった「日本書紀」の真実

■出版年月/2019年12月
■ジャンル/歴史、教養
■監修/瀧音能之
■出版社/宝島社
■税込価格/1,100円

「日本書紀」に記載されていながら場所が不明だったり、架空の出来事だと思われていたことが、近年の発掘調査によって場所が特定されたり、事実であることが判明した例が多発しています。本誌は最新調査に基づき、仏教をめぐる物部氏と蘇我氏の対立の真相、ヤマト政権と出雲・吉備・丹波の関係、「日本書紀」編纂に隠された藤原不比等の策略など、日本最古の正史「日本書紀」に関する真実の数々を紹介します。

人物でわかる日本書紀 歴代天皇、后妃、有力豪族、渡来人、神々

■出版年月/2019年12月
■発売日/2019年12月24日(予定)
■ジャンル/古代史
■著者/古川順弘
■出版社/山川出版社
■税込価格/1,980円
■サイズ/303P 19cm

歴代天皇、后妃、有力豪族、文化人、渡来人、神々——古代史を彩る重要人物150人を精選。複雑で壮大な「日本誕生」に関わる物語を読み解く。

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