啓林堂書店 新刊・話題本

新刊・話題本

啓林堂書店新刊・話題本芥川賞・直木賞受賞 [ 登録件数:5 ]
熱源

■出版年月/2020年1月
■ジャンル/日本文学
■著者/ 川越宗一
■出版社/文藝春秋
■税込価格/2,035円
■サイズ/426P 20cm

【第162回 直木賞受賞作】
故郷を奪われ、生き方を変えられた。それでもアイヌがアイヌとして生きているうちに、やりとげなければならないことがある。北海道のさらに北に浮かぶ島、樺太(サハリン)。人を拒むような極寒の地で、時代に翻弄されながら、それでも生きていくための「熱」を追い求める人々がいた。明治維新後、樺太のアイヌに何が起こっていたのか。見たことのない感情に心を揺り動かされる、圧巻の歴史小説。

背高泡立草

■出版年月/2020年1月
■ジャンル/日本文学
■著者/古川真人
■出版社/集英社
■税込価格/1,540円
■サイズ/143P 20cm

【第162回 芥川賞受賞作】
草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。
記憶と歴史が結びついた、著者新境地。 

蜩ノ記

■出版年月/2011年11月
■ジャンル/直木賞受賞、小説
■著者/葉室麟
■出版社/祥伝社
■税込価格/1,680円
■サイズ/327P 20cm

☆★ 第146回 直木賞受賞作 ★☆
城内で刀傷沙汰を起こし、向山村に遣わされる事になった奥裕筆・檀野庄三郎。命じられたのは7年前、前藩主の側室と不義密通を犯したとして幽閉中の元郡奉行・戸田秋谷の監視と、7年前の事件の真相究明、そして秋谷の携わる家譜編纂業務の補助だった。秋谷は家譜編纂の任が解かれる10年後に切腹を命じられている。
”区切られた命”で日々を生きる秋谷。庄三郎は秋谷の清廉さを見ているうち、秋谷の無実を信じるようになり・・・
生きるとは何か。 作品全体に流れる重厚な空気。武士、主従関係の有り様を考えているうちに、今度は人間それぞれの価値観・正義を深く考えずにはいられなくなる。

共喰い

■出版年月/2012年1月
■ジャンル/芥川賞受賞、小説
■著者/田中慎弥
■出版社/集英社
■税込価格/1,050円
■サイズ/140P 20cm

☆★ 第146回 芥川賞受賞作 ★☆
芥川賞受賞会見で話題を呼んだ田中慎弥氏の受賞作登場。
川辺の町を舞台に繰り広げられる逃げ場のない血と性の葛藤。荒れ狂う欲望の行方は・・・?泥臭さと濃密さを纏わせたまま、じりじりと人の業・性に迫っていく描写は流石。

ほかならぬ人へ

■出版年月/2009年11月
■著者/白石一文
■出版社/祥伝社
■文学賞/2010年 第142回 直木賞受賞
■税込価格/1,680円
■サイズ/20cm

★☆第142回 直木賞受賞作☆★
愛の本質に挑む純粋な恋愛小説。愛するべき真の相手は、どこにいるのだろう?「恋愛の本質」を克明に描きさらなる高みへ昇華した文芸作品。第22回山本周五郎賞受賞第一作!


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