啓林堂書店 新刊・話題本

新刊・話題本

啓林堂書店新刊・話題本最新情報20件
熱源

■出版年月/2020年1月
■ジャンル/日本文学
■著者/ 川越宗一
■出版社/文藝春秋
■税込価格/2,035円
■サイズ/426P 20cm

【第162回 直木賞受賞作】
故郷を奪われ、生き方を変えられた。それでもアイヌがアイヌとして生きているうちに、やりとげなければならないことがある。北海道のさらに北に浮かぶ島、樺太(サハリン)。人を拒むような極寒の地で、時代に翻弄されながら、それでも生きていくための「熱」を追い求める人々がいた。明治維新後、樺太のアイヌに何が起こっていたのか。見たことのない感情に心を揺り動かされる、圧巻の歴史小説。

背高泡立草

■出版年月/2020年1月
■ジャンル/日本文学
■著者/古川真人
■出版社/集英社
■税込価格/1,540円
■サイズ/143P 20cm

【第162回 芥川賞受賞作】
草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。
記憶と歴史が結びついた、著者新境地。 

やまと尼寺精進日記 2

■出版年月/2019年10月
■ジャンル/生活、教養、料理
■著者/NHK「やまと尼寺精進日記」制作班
■出版社/NHK出版
■税込価格/1,760円
■サイズ/127P 21cm

大好評のEテレ『やまと尼寺 精進日記』書籍化・第2弾! 奈良の山寺に暮らす3人の女性の朗らかな日常と、自然の恵みを生かすアイディアに満ちた料理の数々を、四季折々のしつらいと共に紹介します。彼女たちの人間的魅力や、問合せの多かった手作りものも収載し、季節に寄り添って生きる愉しさを、カラー写真やイラストを交えながらお届けするファン必携の一冊。

DEER PARK - 世界でここにしかない奇跡の場所 -

■出版年月/2019年10月
■ジャンル/写真集
■出版社/青菁社
■税込価格/2,970円
■サイズ/タテ220mm×ヨコ240mm、120ページ

佐藤和斗さんの写真集第3弾! 鹿たちの日常風景や、自然の中に溶け込んでいる様子を切り取った素敵な写真集です。ぜひお楽しみ下さい。
なお、啓林堂書店 各店、ジュンク堂書店 奈良店では10月20日(日)より、どこよりも早く先行販売致します!

ESSE(エッセ) 2020年1月号

■出版年月/2019年12月
■発売日/2019年12月2日
■ジャンル/情報誌、生活
■出版社/扶桑社
■税込価格/820円

新年号は、大人気キャラ豪華付録とプレゼントが盛りだくさん!
年末・年始に役立つ特集記事が満載です!
「マネー性格診断で自分にピッタリの方法がわかる! “自分史上”最高に貯まる私になる!」 「こんまりさん独占取材! 「ときめき片づけ」で おうちスッキリ! 幸せになる!」他多数のみどころ特集と、豪華付録もお見逃しなく!

月人壮士

■出版年月/2019年6月
■ジャンル/日本文学
■著者/ 澤田瞳子
■出版社/中央公論新社
■税込価格/1,836円
■サイズ/302P 20cm

気鋭の歴史作家が描き出す、聖武天皇の真実!'756年、大仏建立など熱心に仏教政策を推進した首(聖武)太上天皇が崩御する。道祖王を皇太子にとの遺詔が残されるも、その言に疑いを持った前左大臣・橘諸兄の命を受け、中臣継麻呂と道鏡は、密かに亡き先帝の真意を探る。しかし、ゆかりの人々が語るのは、母君との尋常ならざる関係や隔たった夫婦のありよう、御仏への傾倒、迷走する政……と、死してなお謎多き先帝のふるまいや孤独に沈む横顔ばかりで――。伊坂幸太郎、朝井リョウをはじめとする人気8作家による競作企画【螺旋プロジェクト】の1冊としても話題!

奈良妖怪新聞 総集編(参)

■出版年月/2019年4月
■出版社/大和政経通信社
■税込価格/1,000円
■サイズ/A4フルカラー、32ページ

妖怪文化研究家として活躍する木下昌美さんが、奈良県内の伝承や口伝を深く取材し、執筆をしている「奈良妖怪新聞」を1冊の本にまとめた「奈良妖怪新聞 総集編(参)」。 ご好評をいただいた(壱)、(弐)に引き続く続編です!

傑作はまだ

■出版年月/2019年3月
■ジャンル/日本文学
■著者/瀬尾まいこ
■出版社/ソニー・ミュージックエンタテインメント
■税込価格/1,512円
■サイズ/221P 19cm

「実の父親に言うのはおかしいけど、やっぱりはじめましてで、いいんだよね?」そこそこ売れている引きこもりの作家・加賀野の元へ、生まれてから一度も会ったことのない25歳の息子・智が突然訪ねてきた。月十万円の養育費を振込むと、息子の写真が一枚届く。それが唯一の関わりだった二人。真意を測りかね戸惑う加賀野だが、「しばらく住ませて」と言う智に押し切られ、初対面の息子と同居生活を送ることに―。孤独に慣れ切った世間知らずな父と、近所付き合いも完璧にこなす健やかすぎる息子、血のつながりしかない二人は家族になれるのか?その「答え」を知るとき、温かく優しい涙が溢れ出す。笑って泣ける父と子の再生の物語。

そして、バトンは渡された

■出版年月/2018年2月
■ジャンル/日本文学
■著者/瀬尾まいこ
■出版社/文藝春秋
■税込価格/1,728円
■サイズ/372P 20cm

☆★2019年 第16回 本屋大賞受賞★☆
血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。

国宝のお医者さん 1

■出版年月/2019年5月
■ジャンル/コミック
■著者/芳井アキ
■出版社/KADOKAWA
■税込価格/702円
■サイズ/1冊 19cm

過去と未来をつなぐ文化財修理師と博物館学芸員の物語!!博物館の学芸員・押海が文化財の修理依頼で訪れたのは国宝修理装こう師・五條の工房だった。マイペースで掴みどころのない五條に困惑する忍海だったが…。悠久の地・奈良を舞台に、奇跡を紡ぐ男の物語が開幕!

大辞林 第四版

■出版年月/2019年9月
■発売日/2019年9月5日
■編集/松村明、三省堂編修所
■出版社/三省堂
■税込価格/9,720円

令和という時代の幕開けに、ことばの海の新しい羅針盤として刊行。日常語から専門用語まで、古代のことばから現代のことばまで、日本語の総体を縦横に収める。新しい時代の一冊ものの大型国語辞典に求められる役割を追求。第三版から1万3000項目増の25万1000項目収録。13年ぶりの全面改訂版。

古今亭志ん朝 二朝会 CDブック

■出版年月/2019年9月
■発売日/2019年9月12日
■出版社/河出書房新社
■税込価格/32,400円

幻の音源、発掘!
志ん朝30代、若き日の天才伝説復活!
若くして既に名人の風格をまとった、奇跡の高座がここにある。
1969年7月から74年12月まで、全29回にわたり、五代目春風亭柳朝と古今亭志ん朝によって行われた伝説の落語会―― 「二朝会」。 躍進著しい二人が切磋琢磨したこの会は、いつしか落語ファンの間で伝説となった。 それから約45年の時を経て、当時30代にして既に名人の片鱗がうかがえる志ん朝の華やかな高座がここに復活!

博学王 13 1/2のビックリ大図鑑

■出版年月/2019年10月
■発売日/2019年10月25日(予定)
■ジャンル/図鑑
■出版社/集英社
■税込価格/3,640円
■サイズ/B4判変型・176ページ

おどろきの事実が1000以上!
林先生が解説『博学王』のココが魅力! <ビジュアルが斬新!>
動きとリアリティばあって、パッと子どもの目を惹くビジュアルになっていると思います。80のテーマの立て方も面白い。「植物」「宇宙」など基礎的なものがあれば、「サソリ」「武士道」といったマニアックなワンテーマが深堀りされていたり、「インターネット」「哲学」といったアカデミックなテーマが取り上げられていたり。
知がまとまりなく、ばらまかれているんですね。
そこが魅力的で、きっと子どもは好奇心がかき立てられるだろうし、この図鑑のどこかに、興味を持つページを見つけられるのではないかと思います。
子どもの頃の僕は、間違いなく飛びついたでしょう。

<この図鑑は「知の入り口」です。>
ビジュアルもテーマも解説もまとまりすぎてないからこそ、読むとさらに調べたくなるだろうし、自分なりにまとめたくなると思うんです。この図鑑を入り口に、世界がどんどん広がっていく。そんな「学びの起点」となる図鑑だと思います。

平成の天皇 平和を願い続けた「日本国の象徴」

■出版年月/2019年7月
■ジャンル/学習まんが、日本の歴史
■著者/(シナリオ)祓川学、(まんが)てしろぎたかし
■監修/小田部雄次
■出版社/小学館
■税込価格/1,026円
■サイズ/167P 23cm

2019年5月。退位して上皇となった「平成の天皇」。その人生は、波乱に満ちたものでした。少年として、皇太子として、そして天皇として、決して困難から逃げず、まっすぐに試練を乗り越えてきた平成の天皇の姿を描く、感動の学習まんが!

Dear deer 鹿たちの楽園

■出版年月/2017年4月
■発売日/2017年4月20日
■ジャンル/写真集
■写真/佐藤和斗
■出版社/青菁社
■税込価格/1,620円
■サイズ/148×203㎜・96頁

鹿たちの楽園をテーマに「心に響く写真」を撮り続けている写真家・佐藤和斗氏が贈る魅力満載の写真集の発売が決定。鹿たちと心を通わせ、そこにある幸せを感じながら、自分らしく、自分にしか撮れない写真を追い求めた渾身の一冊。新しい命の誕生から一年を通して繰り広げられる鹿たちのドラマを存分にお楽しみください。

てらこや青義堂 師匠、走る

■出版年月/2019年3月
■ジャンル/日本文学
■著者/今村翔吾
■出版社/小学館
■税込価格/1,728円
■サイズ/358P 19cm

今村翔吾先生の新作「てらこや青義堂」始まる!
師匠は走る、愛する人を守るために。
筆子も走る、大切な仲間と先生のために。
「羽州ぼろ鳶組」(祥伝社文庫)が大ヒット、 『童の神』でデビュー間もなく直木賞候補!
今、最も旬の若手が書き下ろした最新時代小説。

玉麒麟 羽州ぼろ鳶組

■出版年月/2019年3月
■ジャンル/日本文学、文庫
■著者/今村翔吾
■出版社/祥伝社
■税込価格/842円
■サイズ/420P 16cm

火消にして府下十傑に数えられる鳥越新之助。新庄の麒麟児と謳われた“ぼろ鳶組”頭取並は、闇に堕ちたのか?豪商一家惨殺及び火付けの下手人として手配された新之助は、一家の娘を人質に逃走を続け、火盗改、江戸の全火消の包囲を次々と打ち破っていく。一方、幕府の命で動きを封じられたぼろ鳶組頭取松永源吾は、仲間のため、己のため、決意を胸に立ち上がる。書下ろし長編時代小説。

落花

■出版年月/2019年3月
■ジャンル/日本文学、歴史
■著者/ 澤田瞳子
■出版社/中央公論新社
■税込価格/1,836円

時は937年。己の音楽を究めんと、幻の師を追い、京から東国へ下った仁和寺の梵唄僧・寛朝。そこで彼は、荒ぶる地の化身のようなもののふ・平将門と出会う。やがて時代の混迷と戦場の「音」が、何もかも隔たった二人を強く結びつけていく――。
『若冲』『火定』の俊英が武士の世の胎動を描いた、魂の咆哮とどろく歴史雄篇!

中道ママ バーミヤンを行く!

■出版年月/2019年1月
■ジャンル/エッセイ
■出版社/クリエイツかもがわ
■税込価格/1,944円
■サイズ/207P 21cm

紛争の絶えないアフガニスタン。そのなかでも、楽しく学び、たくましく生きる人たちがいる。美しい自然が広がり、うつりかわる街の風景がある。
アフガニスタンといえば、テロが頻繁におきる、怖い、暗いといったイメージをもちますが、そのなかでも、懸命に生きる普通の人たちの生活があることを、たくさんの写真とともに紹介。
ニュースでは知ることができない、現地を訪れるからこそ見える、学校、家族、食事、街の様子をあたたかく伝えます。

よみがえれ!大和橘 絶滅の危機から再生へ

■出版年月/2018年12月
■ジャンル/農学
■監修/なら橘プロジェクト推進協議会
■出版社/京阪奈情報教育出版
■税込価格/1,296円
■サイズ/179P 19cm

日本固有の柑橘類大和橘。2000年の時を越え、準絶滅危惧種であったこの樹を植樹し続けた人々と、その絶滅の危機からの再生物語。

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