啓林堂書店 奈良の書籍

奈良の書籍

啓林堂書店奈良の書籍祭礼 [ 登録件数:6 ]
隠された神々 古代信仰と陰陽五行

■出版年月/2014年11月
■ジャンル/文庫、古代史
■著者/吉野裕子
■出版社/河出書房新社
■税込価格/918円
■サイズ/237P 15cm

日本の信仰は、古代より太陽の運行にもとづき、神の去来を東西軸上に想定していた。だが白鳳期になり、星の信仰である中国の陰陽五行が渡来すると、神への信仰は、南北軸にとって変わられる。“隠された神々”の秘密を探りながら、日本宗教の大きな変化に迫る、吉野民俗学の代表作。
第3章では伊勢神宮の謎にも迫る。必見!
<目次>
第1章 日本古代の神々
(神々をとらえる日本的発想、 古代日本人が描く世界像、 陰陽五行を受け入れたとき)
第2章 大君は神にしませば―白鳳期の呪術
(近江遷都の謎、 改葬された天武天皇陵、 高松塚の被葬者はだれか)
第3章 伊勢に隠された神々―伊勢神宮の謎
(天照大神のかげにひそむ「太一」神、 伊勢神宮をつらぬく陰陽五行、 北斗七星と伊勢の祭り、 太玉串行事の背後にあるもの、 「西北」という聖なる方位)
第4章 大嘗祭でまつられる神
(「御禊」は何を象徴するか、 陰陽五行を隠した天皇の即位式)

春日大社に行こう

■出版年月/2013年11月
■ジャンル/神社・祭祀
■監修/薗田稔
■出版社/学研パブリッシング
■税込価格/980円
■サイズ/83P 29cm

伊勢神宮の式年遷宮の年を迎え、全国の名だたる神社をビジュアル中心に紹介するシリーズ。第6巻は世界遺産に登録された1300年の古社・春日大社。公開されていない国宝の社殿から、古式ゆかしい四季の祭、そして広大な千古の森の境内地までを完全ガイド!

奈良民俗紀行 西大和編

■出版年月/2013年6月
■ジャンル/文化・民族・祭礼
■著者/鹿谷勲
■出版社/京阪奈情報教育出版
■税込価格/1,365円
■サイズ/250P 19cm

「奈良盆地の西隅、河も道も人も集まる三郷・王寺・斑鳩・河合・上牧の辺りは、新しい住まいと古くからの村落の光景が混在している。そうした土地を歩くことは、不思議な魅力に満ちている。」
―人をぐるぐる巻きにする綱祭りや、お湯と鈴を使った巫女のお祓い、文化祭の出し物のような地蔵盆等、西大和周辺で繰り広げられる六十以上のエピソードが、「つどう」「いのる」「はぐくむ」「ひびく」などのキーワードで丹念に語られる。
著者は長年奈良県の民俗文化財の調査・保護に携わってきた、県立民俗博物館の鹿谷勲氏。本書を片手に西大和を歩いてみると、住み慣れた町の知らなかった魅力がきっと見つかるはず!

日本の神々を訪ねる 『古事記』編纂1300年神話の舞台を今、旅する

■出版年月/2012年8月
■ジャンル/神社・祭祀
■出版社/英和出版社
■税込価格/880円
■サイズ/127P 29cm

巻頭にて古事記の物語にまつわる四季の風景を迫力の写真と共に紹介。来年の遷宮に先立ち、出雲大社の新しい本殿と注連縄の写真も公開されている。また各神社を神話・伝説・物語に即した形でピックアップ、巻末では熊野三山、伊勢神宮が特集される。
作家・阿刀田高氏によるインタビュー記事、古事記の楽しみ方も掲載されているのでそちらも見逃せない。

記・紀にみる日本の神々と祭祀の心

■出版年月/2012年4月
■ジャンル/神社・祭祀
■著者/武智功
■出版社/奈良新聞社
■税込価格/2,000円
■サイズ/133P 26cm

古事記撰上1300年記念出版物。
高天原、国生みなどのテーマごとに、豊富な写真や解説で紹介されているため、記紀・神話・神道・祭りの世界を知るための入門書としてうってつけ。
謙虚に生き、神や自然を恐れ敬い、生かされていることに感謝しながら暮らすこと。また祖先から受け継いだ御魂(心身)を大切にすることなど、現代を生きる私達が普段忘れがちなものに気づかせてくれます。

映像で見る奈良まつり歳時記

■出版年月/2011年4月
■ジャンル/文化
■著者/武藤康弘
■出版社/ナカニシヤ出版
■税込価格/2,625円
■サイズ/145P 22cm

県内に伝わる祭礼を映像付きで解説した本。著者は奈良女子大学で、文化人類学・民俗学・民族考古学を専門として教える武藤康弘准教授。平成11年から県内の祭礼を巡り、自身でビデオカメラで撮影した264本の中から、国指定重要無形民族文化財を含む貴重な33の祭礼を選んでDVD(90分)に収録。
正月・春・夏・秋に分けて祭りの見どころ、歴史、道具、関連行事などを解説。映像と合わせて臨場感も伝わり、充実した内容となっている。


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