啓林堂書店 ブログ
「第3回古代歴史文化賞」受賞作品が
決定しました! ただいまブックフェア開催中!
11月4日に、古代歴史文化に関する優れた書籍を表彰する
「第3回古代歴史文化賞」の大賞および優秀作品賞が決定しました!
この賞は記紀・万葉ゆかりの地である奈良県・島根県・三重県・和歌山県・宮崎県の 5県が共同で 古代歴史文化に関する書籍を表彰することを通して、 国民及び県民の歴史文化への関心を高めることを目的としています。 受賞作の決定を記念し、弊社の各店や島根県の今井書店様、 東京ではジュンク堂書店様や紀伊国屋書店様で同時にブックフェアを開催しています。 ぜひこの機会に受賞作品をお手にとってご覧くださいね。 受賞作品は下記のとおりです。 <古代歴史文化賞大賞>(1点) 「アイヌ学入門」講談社 著者:瀬川拓郎(せがわたくろう) 概要:単一の性格で捉えられがちなアイヌ民族論を複合的な視座から再構成し、 アイヌに留まらず広く日本の文化や民族の形成などについても考えさせる作品。 <古代歴史文化賞優秀作品賞>(4点) 「一瓦一説 瓦からみる日本古代史」淡交社 著者:森郁夫(もりいくお) 概要:古代寺院から出土する瓦について、7世紀前半の飛鳥寺から8世紀の国分寺の瓦 まで、 1寺院の瓦を1枚取り上げてその特徴と歴史的背景を丁寧に解説した作品。 「東国から読み解く古墳時代」吉川弘文館 著者:若狭徹(わかさとおる) 概要:榛名山の噴火で埋没し、当時の姿がそのままパックされた非常に保存状態の良 い群馬県西部の遺跡を取り上げ、 古墳時代の地域社会とはどのようなものであったかを総合的に描き出した作品。 「平安人の心で『源氏物語』を読む」朝日新聞出版 著者:山本淳子(やまもとじゅんこ) 概要:平安時代に描かれた源氏物語をリアルに感じ深く読み取るため、 当時の政治・社会状況や貴族の慣習などの時代背景を、物語の各帖のあらすじととも に、65篇にわけて解説した作品。 「万葉集と日本人」KADOKAWA 著者:小川靖彦(おがわやすひこ) 概要:万葉集がいかによまれ、利用され、写され、伝えられてきたかを古代から現代 まで時代順に叙述し、 よみ方に現れる日本人の心性の歴史を明らかにした作品。 |
公開日/2015年11月11日
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