奈良県官報販売所　啓林堂書店

7月23日（木）18：30より奈良店にて、 井出留美さんのトークショーとサイン会を開催しました。

「一生太らない生き方」と題したトークショーでは、 糖分やカロリーを急に制限したり、 過酷な運動を続ける無理なダイエットの危険性をやさしく解説くださいました。
糖分は脳の大切な栄養であること、 たくさん歩いてできるだけ階段を使うのが最もカロリーを消費することなど、 無理なく健康に体重を増やさない方法を教えてくださいました。

また最近、“牛乳は良くない”という情報が多いですが、 これも間違いで毎日コップ1杯の牛乳を飲み続ける方が、 体内の栄養バランスが整い、代謝も良くなるそうです。

様々な情報がかんたんにスマホで手に入る時代ですが、 間違った情報も多く、危険なダイエットから拒食や過食になることも多い時代。 トーク終了後のサイン会でもご参加の方から食に関するたくさんの質問があり、 井出さんが丁寧に回答くださっていました。

井出様、ご参加の皆様、誠にありがとうございました。

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＜著者紹介＞
井出留美（いで・るみ）　株式会社office3.11 代表取締役
博士（栄養学）、女子栄養大学 / 石巻専修大学　非常勤講師、日本食物繊維学会 評議員・日本栄養・食糧学会栄養成分表示・栄養教育検討委員、消費生活アドバイザー

一人広報の達人、食とキャリアの講演家。５歳から食に興味を持ち、奈良女子大学食物学科へ進学。卒業後、 ライオン（株）研究所、青年海外協力隊員、日本ケロッグ広報室長などを経て独立。「食」と「伝える」を軸とした現場経験とキャリアを基に、食品開発やハラール食、グループ企業幹部研修など、 複数企業と「食」関連のアドバイザリー契約を結ぶ。栄養学の専門家として書籍や 新聞、テレビ等のメディアで「食」に関するインタビューや監修、執筆等を行なう。 一切宣伝しないにも関わらず、全国の大学や省庁・行政・事業者等からの講演依頼 は途切れることがない。テーマは、現場に携わってきた「食品ロス」や、企業・NPO・ 大学など様々な組織で積んできた「キャリア」等。2015年3月までの講演実績は 約300回、メディア登場は約150回。読み手や聴き手の立場に立ったわかりやすい 文章と講演が特徴。誕生日に起きた東日本大震災の支援活動を機に独立、 東京大学大学院農学生命科学研究科で「フードバンクの評価指標」の研究、 修士号（農学）取得。NPO広報時代、PRアワードグランプリ ソーシャル コミュニケーション部門でNPOとして初めての最優秀賞受賞、農林水産省 第一回食品産業もったいない大賞食料産業局長賞などに導いた。