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| 4月10日 本屋大賞の発表!! |
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芥川賞や直木賞の発表はマスメデイアでも盛んに取り上げられ、最も注目される大イベントであるが、最近それに劣らない注目をあびているのが本屋大賞である。同賞のホームページによると、この本屋大賞は、本が売れない時代といわれる今、「書店店頭でのお祭りになるイベント」として、商品である本と顧客である読者を最も知っている立場にいる書店員が売れる本を作っていく、出版業界に新しい流れをつくる、ひいては出版業界を現場から盛り上げていけないかを考え発案されたものとある。第1回目は2004年で、受賞作品は小川洋子さんの「博士の愛した数式」だった。当時、早速買い求めて読んだが、さすが受賞した作品だと感動し、それ以来本屋大賞の発表が毎年待ち遠しくなった。回を重ねるごとに投票する書店員の数も増えて、世間の注目度も上がってきているように思う。また、ホームページには、過去の大賞受賞者のコメントと副賞の図書カード10万円で買われた本のリストが書かれているが、それぞれの作家さんの個性が出ていてとても興味深い。まだご存知でない方は是非ご一読を。
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さて、2012年の発表は4月10日。ノミネート作品は1月23日に発表された次の10作品。
| 「偉大なるしゅららぼん」 : 万城目 学 | | 「くちびるに歌を」 : 中田永一 |
| 「ジェノサイド」 : 高野和明 | | 「誰かが足りない」 : 宮下奈都 |
| 「人質の朗読会」 : 小川洋子 | | 「ピエタ」 : 大島真寿美 |
| 「舟を編む」 : 三浦しをん | | 「プリズム」 : 百田尚樹 |
| 「ユリゴコロ」 : 沼田まほかる | | 「ビブリア古書堂の事件手帖」 : 三上延 |
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| 皆様の予想はどの作品だろうか。私はノミネート作品全部を読んでいないので、なんともいえないが、回りは「舟を編む」の声が多い。発表まであとわずか、それまでなるべくたくさんの作品を読んでみたいと思っている。 |
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| ◆今月の私の1冊◆ |
「ビブリア古書堂の事件手帖2」
【アスキー・メディアワークス】
三上 延 著 税込価格 557円 |
| 上記の本屋大賞ノミネート作品の第2弾。北鎌倉にある古書店を舞台にその古書店主の篠川栞子さんと店員の大輔くんが、古書をめぐる様々な問題を解決していくミステリー。1巻目を読めば続きを読みたくなること間違いなしで、2巻目も期待を裏切らないできばえである。今作は3話を収録。特に第2話の福田定一や第3話の足塚不二雄にまつわる話は、このお二人が誰であるかを知っている人にはたまらないだろうし、古書ならではのエピソードに、古書店を訪問したくなるのは私だけではないだろう。栞子さんと大輔くんの関係もゆるやかではあるが進展していてこれからの展開が見逃せない。第3巻の刊行が楽しみである。 |
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| ■『住む。』 |
| 【農山漁村文化会館】 税込価格 1,260円 |
| 自然や地域との共存をコンセプトにした住まいの総合情報季刊誌。3月21日に発売された春号は、「今あるものを、生かす」という特集が組まれているが、そこに昨秋奈良町にオープンした「奈良町宿 紀寺の家」が大きく取り上げられている。町と町家を再生する試みとして、昔ながらの町の風情を守ろうとする若いオーナーの取り組みが詳しく紹介され、とても興味深い。 |
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オーナーの奥さんは栄養管理士でもあり、新鮮な地元食材の持ち味をできるだけ生かすようにシンプルな料理を心がけているという。 弊社ではただ今、「奈良町宿 紀寺の家」ブックフェアを開催中。
春の行楽シーズンを前に楽しんでいただきたい。 |
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| Chat&Chat |
| 「ビブリア古書堂の事件手帖」を友人のブログで薦めたら、それを見た北海道に住む別の友人が読んだらしく、本文で紹介されている「せどり男爵数奇譚」や「古書狩り」も読んで面白かったという感想が届いた。やはり2巻目も読み終え、3巻目を楽しみにしているとも。薦めた本を喜んでくれたことも嬉しいし、他の本を読んで面白かったと教えてくれたことも嬉しい。はるか遠い北の地に住む友人と、本についてインターネットを通じて自由に語り合えることができるなんて、ひと昔前までは考えられなかった。本好きな人との語らいはやはり楽しいとの思いをまた強くさせてくれたできごとである。(MH) |
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