啓林堂書店 新刊・話題本

新刊・話題本

啓林堂書店新刊・話題本日本文学 [ 登録件数:60 ]
熱源

■出版年月/2020年1月
■ジャンル/日本文学
■著者/ 川越宗一
■出版社/文藝春秋
■税込価格/2,035円
■サイズ/426P 20cm

【第162回 直木賞受賞作】
故郷を奪われ、生き方を変えられた。それでもアイヌがアイヌとして生きているうちに、やりとげなければならないことがある。北海道のさらに北に浮かぶ島、樺太(サハリン)。人を拒むような極寒の地で、時代に翻弄されながら、それでも生きていくための「熱」を追い求める人々がいた。明治維新後、樺太のアイヌに何が起こっていたのか。見たことのない感情に心を揺り動かされる、圧巻の歴史小説。

背高泡立草

■出版年月/2020年1月
■ジャンル/日本文学
■著者/古川真人
■出版社/集英社
■税込価格/1,540円
■サイズ/143P 20cm

【第162回 芥川賞受賞作】
草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。
記憶と歴史が結びついた、著者新境地。 

月人壮士

■出版年月/2019年6月
■ジャンル/日本文学
■著者/ 澤田瞳子
■出版社/中央公論新社
■税込価格/1,836円
■サイズ/302P 20cm

気鋭の歴史作家が描き出す、聖武天皇の真実!'756年、大仏建立など熱心に仏教政策を推進した首(聖武)太上天皇が崩御する。道祖王を皇太子にとの遺詔が残されるも、その言に疑いを持った前左大臣・橘諸兄の命を受け、中臣継麻呂と道鏡は、密かに亡き先帝の真意を探る。しかし、ゆかりの人々が語るのは、母君との尋常ならざる関係や隔たった夫婦のありよう、御仏への傾倒、迷走する政……と、死してなお謎多き先帝のふるまいや孤独に沈む横顔ばかりで――。伊坂幸太郎、朝井リョウをはじめとする人気8作家による競作企画【螺旋プロジェクト】の1冊としても話題!

傑作はまだ

■出版年月/2019年3月
■ジャンル/日本文学
■著者/瀬尾まいこ
■出版社/ソニー・ミュージックエンタテインメント
■税込価格/1,512円
■サイズ/221P 19cm

「実の父親に言うのはおかしいけど、やっぱりはじめましてで、いいんだよね?」そこそこ売れている引きこもりの作家・加賀野の元へ、生まれてから一度も会ったことのない25歳の息子・智が突然訪ねてきた。月十万円の養育費を振込むと、息子の写真が一枚届く。それが唯一の関わりだった二人。真意を測りかね戸惑う加賀野だが、「しばらく住ませて」と言う智に押し切られ、初対面の息子と同居生活を送ることに―。孤独に慣れ切った世間知らずな父と、近所付き合いも完璧にこなす健やかすぎる息子、血のつながりしかない二人は家族になれるのか?その「答え」を知るとき、温かく優しい涙が溢れ出す。笑って泣ける父と子の再生の物語。

そして、バトンは渡された

■出版年月/2018年2月
■ジャンル/日本文学
■著者/瀬尾まいこ
■出版社/文藝春秋
■税込価格/1,728円
■サイズ/372P 20cm

☆★2019年 第16回 本屋大賞受賞★☆
血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。

てらこや青義堂 師匠、走る

■出版年月/2019年3月
■ジャンル/日本文学
■著者/今村翔吾
■出版社/小学館
■税込価格/1,728円
■サイズ/358P 19cm

今村翔吾先生の新作「てらこや青義堂」始まる!
師匠は走る、愛する人を守るために。
筆子も走る、大切な仲間と先生のために。
「羽州ぼろ鳶組」(祥伝社文庫)が大ヒット、 『童の神』でデビュー間もなく直木賞候補!
今、最も旬の若手が書き下ろした最新時代小説。

玉麒麟 羽州ぼろ鳶組

■出版年月/2019年3月
■ジャンル/日本文学、文庫
■著者/今村翔吾
■出版社/祥伝社
■税込価格/842円
■サイズ/420P 16cm

火消にして府下十傑に数えられる鳥越新之助。新庄の麒麟児と謳われた“ぼろ鳶組”頭取並は、闇に堕ちたのか?豪商一家惨殺及び火付けの下手人として手配された新之助は、一家の娘を人質に逃走を続け、火盗改、江戸の全火消の包囲を次々と打ち破っていく。一方、幕府の命で動きを封じられたぼろ鳶組頭取松永源吾は、仲間のため、己のため、決意を胸に立ち上がる。書下ろし長編時代小説。

落花

■出版年月/2019年3月
■ジャンル/日本文学、歴史
■著者/ 澤田瞳子
■出版社/中央公論新社
■税込価格/1,836円

時は937年。己の音楽を究めんと、幻の師を追い、京から東国へ下った仁和寺の梵唄僧・寛朝。そこで彼は、荒ぶる地の化身のようなもののふ・平将門と出会う。やがて時代の混迷と戦場の「音」が、何もかも隔たった二人を強く結びつけていく――。
『若冲』『火定』の俊英が武士の世の胎動を描いた、魂の咆哮とどろく歴史雄篇!

銀色の青

■出版年月/2018年10月
■ジャンル/日本文学
■著者/哲夫
■出版社/サンマーク出版
■税込価格/1,404円
■サイズ/230P 19cm

「おまえ、自分に嘘ついて、やる気ないふりして、傷つかんようにしてるだけやんけ」
そこそこの進学校に通う高校2年生の清佐(きよすけ)は、ある日、同じ野球部のエースピッチャー・ベースに「100円」を貸す。
しかし、貸したはずの「100円」は返ってこず、直接言ってしまうことで「小さい奴と思われたくない」自尊心が邪魔して、清佐は悶々とする日々を過ごす。
そんなとき、ベースが女子にお金を返している姿を目撃し、「お金を返さない奴」ではないことを知る。なぜ、自分には返さないのか? そして「100円が返ってこない」ことによって、清佐の青春は坂を転げるように、思いも寄らぬ方向へと下っていく――。
漫才で日本一に輝いた著者が初めて挑む、 懐かしくて苦しい「あの気持ち」を思い出す青春小説。


<著者情報>
笑い飯 哲夫(わらいめし てつお)

1974年奈良県出身。関西学院大学文学部哲学科卒業。2000年に西田幸治とお笑いコンビ「笑い飯」を結成し、2010年にM-1グランプリ優勝を果たす。 純文学に精通し、愛読書は三島由紀夫作品。
著書に『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経』(ヨシモトブックス)、『ブッダも笑う仏教のはなし』(小社)などがある。

22年目の告白 私が殺人犯です

■出版年月/2017年4月
■ジャンル/日本文学、小説、文庫
■著者/浜口倫太郎
■出版社/講談社
■税込価格/713円
■サイズ/333P 15cm

編集者・川北未南子の前に突如現れた美青年・曾根崎雅人。彼から預かった原稿は、時効となった連続殺人事件の犯行を告白したものだった。その残忍な犯行記録『私が殺人犯です』はたちまちベストセラーとなり、曾根崎は熱狂を煽るかのように世間を挑発し続ける。社会の禁忌に挑む小説版『22年目の告白』。

夜行

■出版年月/2016年10月
■ジャンル/日本文学、小説
■著者/森見登美彦
■出版社/小学館
■税込価格/1,512円
■サイズ/253P 20cm

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。
私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」

先生と迷い猫

■ジャンル/日本文学、小説
■著者/(脚本)小林弘利、(ノベライズ)村上桃子
■出版社/宝島社
■税込価格/702円
■サイズ/283P 16cm

現在公開中の映画『先生と迷い猫』(監督・深川栄洋/主演・イッセー尾形)のノベライズ作品! 定年退職した校長先生・森衣恭一は、妻に先立たれてひとり暮らし。そのカタブツさと偏屈さから近所の人々には一歩引かれている。訪ねてくるのは、妻が可愛がっていた野良猫のミイぐらい。猫が好きではない森衣は追い払おうとするが、ミイは毎日やって来て、妻の仏壇の前に座っているのだった。そんなある日、突然ミイが来なくなった。さらに町では野良猫の殺害事件が相次ぎ、森衣は気になって探し始める。すると、他にもミイを探している人たちがいることを知る。彼らとの交流を通し、森衣の心に変化がおとずれ――。森衣は、なぜミイを追い払っていたのか。ミイは、どこに行ったのか。心に沁みる、感動作。

あん

■出版年月/2015年4月
■ジャンル/日本文学、文庫
■著者/ドリアン助川
■出版社/ポプラ社
■税込価格/648円
■サイズ/259P 16cm

町の小さなどら焼き店に働き口を求めてやってきたのは、徳江という名の高齢の女性だった。徳江のつくる「あん」は評判になり、店は繁盛するのだが…。壮絶な人生を経てきた徳江が、未来ある者たちに伝えようとした「生きる意味」とはなにか。深い余韻が残る、現代の名作。
5月30日(土)いよいよ映画公開です!

日本文学全集 20

■発売日/2015年5月14日
■ジャンル/日本文学
■著者/(個人編集)池澤夏樹
■出版社/河出書房新社
■税込価格/3,348円

本を読む喜びを様々な視点から綴った「文学の楽しみ」の他、「ヨオロッパの世紀末」、「酒宴」、「母について」など19編を収録。

日本文学全集 23

■出版年月/2015年1月
■ジャンル/日本文学
■著者/中上健次
■出版社/河出書房新社
■税込価格/3,024円
■サイズ/497P 20cm

第二回配本は「中上健次」。 望まれぬ子として生を享けた美しき少女フサは、十五の春に運命の地へと旅立つ―三部作『岬』『枯木灘』『地の果て至上の時』の前史となる、過酷な運命を力強く奔放に生きた母の物語「鳳仙花」。若死にの宿業を背負う中本一統の荒くれ者達を、路地唯一の産婆オリュウノオバが幻惑的に語る『千年の愉楽』より「半蔵の鳥」「ラプラタ綺譚」。他、虚実のあわいを描いた怪奇譚『熊野集』と神話の源である故郷を活写したルポ『紀州』より五編を収録。作中登場人物系図他、充実の参考資料付。

日本文学全集 01

■出版年月/2014年11月
■ジャンル/文芸
■編集/池澤夏樹
■出版社/河出書房新社
■税込価格/2,160円
■サイズ/397P 20cm

世界の創成と、神々の誕生から国の形ができるまで。斬新な訳と画期的な注釈、池澤古事記の誕生!
シリーズ随時続刊!全巻予約受付中!

水平線のぼくら 天使のジャンパー

■出版年月/2014年6月
■ジャンル/日本文学、小説
■著者/仁木英之
■出版社/角川春樹事務所
■税込価格/1,620円
■サイズ/263P 19cm

鹿児島と沖縄に挟まれて、観光でも経済衰退気味である南国の島・奄美(あまみ)大島。高校生の隆文(たかふみ)は、奄美でも南部の田舎町である古仁屋(こにや)に春休みの間、帰省していたが、ある日、離島である加計呂麻島(かけろまじま)の岬から海へとジャンプして飛び込む少女を目撃する。奄美の妖かしかと思われたその少女は、隆文の高校へやってきた転入生だった。高橋麻巳と名乗る少女は、水泳部のエースで隆文の幼馴染である英見と自由形で勝負して勝ち、ノルディック・スキー部の創設を宣言する。南国の島でスキージャンプ競技を目指そうとする少女に、隆文のみならず、狭い島内の大人たちも巻き込まれていく。果たしてスキージャンプ台は作られるのか、そして麻巳の正体とは? 書き下ろし最新作!
<著者紹介>
仁木 英之 (ニキ ヒデユキ)
   1973(昭和48)年、大阪生れ。奈良在住。信州大学人文学部に入学後、北京に留学。2年間を海外で過ごす。2006(平成18)年『夕陽の梨―五代英雄伝』で「歴史群像大賞」最優秀賞を、また同年『僕僕先生』で「日本ファンタジーノベル大賞」大賞を受賞しデビュー。

もういっぺん。

■出版年月/2014年2月
■ジャンル/日本文学、小説
■著者/浜口倫太郎
■出版社/ポプラ社
■税込価格/734円
■サイズ/367P 16cm

なかなかブレイクできずに焦るピン芸人の雄貴の元に、ある日小学生の異父妹・楓がやってきた。優等生の楓は、学校になじめずにいる。二人の共同生活は、お互いに影響を与え始め―人々が「もう一度がんばってみる」姿をすがすがしく描く、胸のすく快作。

<著者紹介>
浜口 倫太郎 (ハマグチ リンタロウ)   1979年奈良県生まれ。奈良在住。放送作家として、関西発の番組に数多く携わる。2010年、第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞した『アゲイン』(本作。文庫化にあたり『もういっぺん。』に改題)でデビュー。

まほろばの王たち

■出版年月/2014年3月
■ジャンル/日本文学、小説
■著者/仁木英之
■出版社/講談社
■税込価格/1,512円
■サイズ/267P 19cm

もし、誰も知らない舞台でしか描けない、とてつもなく魅力的な物語があったとしたら。未来を切り拓くファンタジー感動長編。「僕僕先生」で知られる著者の最新作登場!

<著者紹介>
仁木 英之 (ニキ ヒデユキ)   1973(昭和48)年、大阪生れ。奈良在住。信州大学人文学部に入学後、北京に留学。2年間を海外で過ごす。2006(平成18)年『夕陽の梨―五代英雄伝』で「歴史群像大賞」最優秀賞を、また同年『僕僕先生』で「日本ファンタジーノベル大賞」大賞を受賞しデビュー。

美都で恋めぐり

■出版年月/2013年4月
■ジャンル/小説・恋愛
■著者/北夏輝
■出版社/講談社
■税込価格/1,470円
■サイズ/253P 19cm

彼氏と同じ大学を目指しながらも、受験に失敗し、従叔父のいる大阪の大学に入ることになった友恵。
挨拶へ赴くと、従叔父は「黒衣」と呼ばれ、大学教授の「殿下」、女装の大学生「サカイ」と、たこ焼きパーティをしていた。
その3人らと大阪ミナミ、京都・東寺の弘法市などを巡った友恵は、美男子で頭脳明晰だが、やけに無愛想なサカイのことが気になっていく…。

色彩を持たない 多崎つくると、 彼の巡礼の年

■出版年月/2013年4月12日
■ジャンル/小説、日本文学
■著者/村上春樹
■出版社/文藝春秋
■税込価格/1,785円

『1Q84』がいわばジェットコースター的な物語だったので、それとは少し違うものを書いてみたいという気持ちがありました。それがどんなものなのか、書いてみないとわからなかったけど--村上春樹
三年ぶりの書き下ろし長篇小説、まもなく登場。

無花果とムーン

■発売日/2012年10月23日
■ジャンル/小説、日本文学
■著者/桜庭一樹
■出版社/角川書店
■税込価格/1,680円

あたし、月夜は18歳。紫の瞳を持った、無花果村のもらわれっ子。誰よりも大好きだったお兄ちゃんに死なれてから、あたしはどうもおかしくて…
少女の思いが世界を塗り替える。そのとき村に起こった奇跡とは!?
『GOSICK』『伏』の著者がおくる、ひと夏の少女物語、まもなく登場!

ソロモンの偽証 第2部 決意

■出版年月/2012年9月
■ジャンル/日本文学、小説、ミステリー
■著者/宮部みゆき
■出版社/新潮社
■税込価格/1,890円
■サイズ/715P 20cm

期間はわずか15日。有志を集め証人を探せ! 14歳の夏をかけた決戦、カウントダウン!もう大人たちに任せておけない――。保身に身を窶す教師たちに見切りをつけ、一人の女子生徒が立ち上がった。校舎を覆う悪意の雲を拭い去り、隠された真実を暴くため、学校内裁判を開廷しよう! 教師による圧力に屈せず走り出す数名の有志たち。そして他校から名乗りを上げた弁護人の降臨。その手捌きに一同は戦慄した……。
待望の第2部ついに登場!クライマックスに向け、物語は大きく動き出す!!

光圀伝

■出版年月/2012年8月
■ジャンル/日本文学、歴史時代小説
■著者/冲方丁
■出版社/角川書店
■税込価格/1,995円
■サイズ/751P 20cm

何故この世に歴史が必要なのか。
生涯を賭した「大日本史」の編纂という大事業。大切な者の命を奪ってまでも突き進まねばならなかった、孤高の虎・水戸光圀の生き様に迫る。
『天地明察』にも登場した水戸光圀。『天地明察』で渋川晴海と水戸光圀が対面を果たしたあのシーンも登場する注目作!

魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?

■出版年月/2012年9月28日
■ジャンル/小説、ミステリー
■著者/東川篤哉
■出版社/文藝春秋
■税込価格/1,365円

『謎解きはディナーのあとで』が本屋大賞を受賞した東川篤哉の新シリーズついに登場!今度は本格ミステリーと魔法の融合!?
39歳独身の美人刑事《八王子市警の椿姫》こと椿木綾乃警部と、椿木警部に罵られることを至上の喜びとするその部下、小山田聡介。 八王子市警の名コンビが勇んで出向く事件現場には、いつもなぜか、竹箒を持った謎の三つ編み美少女がいて―。
本格ミステリーのトリックと、抱腹絶倒の掛け合いが最高の化学反応を起こすユーモアミステリー。 毒舌美少女マリィ、結婚願望を捨てきれない椿木警部と、どMな部下小山田刑事と、三者三様の強烈なキャラクターにも注目。 「魔法使いと逆さまの部屋」「魔法使いと失くしたボタン」「魔法使いと二つの署名」「魔法使いと代打男のアリバイ」の中編4作を収録予定。

虚像の道化師

■出版年月/2012年8月
■ジャンル/日本文学、ミステリー
■著者/東野圭吾
■出版社/文藝春秋
■税込価格/1,418円
■サイズ/276P 19cm

新興宗教の教祖が送る念、奇妙な幻聴、不可思議な殺人現場、犯人が仕掛けたトラップ。ガリレオこと湯川がすべての謎を解き明かす。
読み応え充分の短篇4作を収録。湯川のクールでスマートな推理が光る、ガリレオ短編集第4弾。

聖女の救済

■出版年月/2012年4月
■ジャンル/日本文学、小説
■著者/東野圭吾
■出版社/文藝春秋
■税込価格/710円
■サイズ/424P 16cm

湯川が推理した真相は―虚数解。
資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。
驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作!
ガリレオシリーズ長編第二弾、待望の文庫化です!

三匹のおっさん ふたたび

■出版年月/2012年3月
■ジャンル/日本文学、小説
■著者/有川浩
■出版社/文藝春秋
■税込価格/1,680円
■サイズ/443P 20cm

あの三匹のおっさんが帰って来た!
定年退職後、近所のゲーセンに再就職した剣道の達人、キヨ。
人情に厚い元居酒屋店主、柔道家のシゲ。
機械をいじらせたら右に出る者なし、工場経営者のノリ。(グレーゾーンすれすれの改造スタンガンを護身用に持ち歩いているおじさんです!)
”アラ還”(アラウンド還暦)だから何だ!書店万引き、不法投棄、お祭りの資金繰り・・・今日も三匹のおっさんはご町内を駆けめぐり、はびこる悪を斬る!
前巻までのダイジェスト漫画付き。

ナミヤ雑貨店の奇蹟

■出版年月/2012年3月
■ジャンル/日本文学、小説
■著者/東野圭吾
■出版社/角川書店
■税込価格/1,680円
■サイズ/385P 19cm

悩み相談お任せください―。
あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は…。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。すべての人に捧げる、心ふるわす物語。

1Q84 a novel BOOK1 前編

■出版年月/2012年4月
■ジャンル/日本文学、文庫
■著者/村上春樹
■出版社/新潮社
■税込価格/620円
■サイズ/357P 16cm

Qへの階段。見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです――。ここは1Q84年、謎に満ちた物語が降りてくる世界。
1Q84年──私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。

舟を編む

■出版年月/2011年9月
■ジャンル/日本文学
■著者/三浦しをん
■出版社/光文社
■税込価格/1,575円
■サイズ/259P 20cm

☆★2012年本屋大賞受賞作!★☆
玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか―。
カバー裏のお楽しみは読んだ人の特権ですよ!

ヒア・カムズ・ザ・サン

■出版年月/2011年11月
■ジャンル/小説、日本文学
■著者/有川浩
■出版社/新潮社
■税込価格/1,365円
■サイズ/194P 20cm

小説と演劇のクロスオーバーから生まれたのは物語という希望の光。たった7行の演劇のあらすじから着想が生まれたと言うこの小説には、優しさと思いやりが込められている。
主人公は触れたものに残る他人の記憶を読む編集者。ある日、同僚・カオルの父親が20年ぶりに帰国することとなった。カオルの父親はハリウッドで映画の仕事をしている。だが、主人公が記憶から見た光景はそれとは異なり…!?
表題作の他に、「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」も収録。こちらは演劇版「ヒア・カムズ・ザ・サン」のノベライズとなっており、著者が実際演劇を鑑賞して書かれたものだ。1冊で世界観の異なるもう一つの物語も楽しむことができるので、倍、楽しみ方も広がることと思う。

猫鳴り

■出版年月/2010年9月
■ジャンル/日本文学
■出版社/双葉社
■税込価格/550円
■サイズ/211P 15cm

今話題の作家、沼田まほかる氏の作品の中で唯一サスペンス色のない文芸作品。
ようやく授かった子供を流産した中年夫婦のもとに一匹の仔猫が現れる。モンと名付けられたその猫と夫妻との生活、影をもつ少年との出会い、そしてやがて迎える最期の時が、筆者の細やかでかつ力強い描写で表現されている。人との関わりや、命と向き合い与えられた寿命をまっとうする動物を描いたもののなかでも秀逸な作品。動物好きの人には特にオススメしたい。

九月が永遠に続けば

■出版年月/2008年2月
■ジャンル/ミステリー
■著者/沼田まほかる
■出版社/新潮社
■税込価格/660円
■サイズ/495P 16cm

話題の沼田まほかるの小説の一つ。今年6月に新刊「ユリゴコロ」が刊行されたのをきっかけに読書家の中で評判になり、今爆発的に売れている。
高校生の一人息子の突然の失踪。愛人の事故死、そして息子を探すうちに浮かび上がってくる別れた夫とその後妻の忌まわしい過去・・・。読み進めていくうちに増幅される恐怖感はミステリーファンにはたまらない。

マスカレード・ホテル

■出版年月/2011年9月
■ジャンル/ミステリー
■著者/東野圭吾
■出版社/集英社
■税込価格/1,680円
■サイズ/461P 20cm

東野圭吾の最新作は新ヒーローが誕生する極上の長編ミステリー。
都内で起きた不可解な連続殺人事件。次の犯行現場は、超一級ホテル・コルテシア東京らしい。殺人を阻止するため、警察は潜入捜査を開始し…。
1行たりとも読み飛ばせない、東野ミステリーの最高峰!

真夏の方程式

■出版年月/2011年6月
■ジャンル/ミステリー
■著者/東野圭吾
■出版社/文藝春秋
■税込価格/1,700円
■サイズ/413P 20cm

ファンの皆さま、お待たせしました! ガリレオシリーズ最新長篇の登場です。
小学生の恭平は、海辺の町で旅館を経営する伯母一家のもとで夏休みを過ごすことになった。一方湯川も、ある仕事でその旅館に滞在する。翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その男は元刑事で、死因は一酸化炭素中毒。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは――。子供嫌いだったはずの湯川と少年の交流、そして感動のラストは必読です。

コレクション戦争と文学 8

■出版年月/2011年6月
■ジャンル/日本文学
■著者/太宰治・上林暁・高村光太郎・豊田穣・野間宏・下畑卓・北原武夫・庄野英二・火野葦平・中山義秀・三浦朱門・梅崎春生・江崎誠致・大城立裕・吉田満・島尾敏雄・川端康成・三島由紀夫・吉村昭・蓮見圭一
■出版社/集英社
■税込価格/ 3,570円
■サイズ/791P 20cm

戦争文学の大アンソロジーいよいよ刊行開始!
浅田次郎、奥泉光ら、戦争を知らない戦後生まれの6人の編集委員が4年の歳月を費やして編纂。日清日露から現代の戦争までを網羅した文学全集20巻。
戦争を知らない現代の読者に向け、中・短編小説を中心に、純文学からエンターテインメント、さらには戯曲や詩歌に至るまで、古今の作家がとらえた戦争の姿を集大成した、全く新しい文学全集の登場。
第1回は8巻「アジア太平洋戦争」と19巻「ヒロシマ・ナガサキ」の2冊同時配本。

虐殺器官

■出版年月/2010年2月
■ジャンル/日本文学、SF
■著者/伊藤計劃
■出版社/ 早川書房
■税込価格/756円
■サイズ/ 414P 16cm

急逝した著者が現代における罪と罰を描破したゼロ年代最高のフィクション、遂に文庫化! 日本SF大賞を受賞した「ハーモニー」と合わせて読んでみては?どちらも伊藤計劃の真髄に触れる傑作である。

神の火 上巻

■出版年月/1995年4月
■ジャンル/日本文学
■著者/高村薫
■出版社/新潮社
■税込価格/ 620円
■サイズ/400P 16cm

原発技術者だったかつて、極秘情報をソヴィエトに流していた島田。謀略の日々に訣別し、全てを捨て平穏な日々を選んだ彼は、己れをスパイに仕立てた男と再会した時から、幼馴染みの日野と共に、謎に包まれた原発襲撃プラン〈トロイ計画〉を巡る、苛烈な諜報戦に巻き込まれることになった…。国際政治の激流に翻弄される男達の熱いドラマ。全面改稿、加筆400枚による文庫化。下巻(620円)も発売中。
元は、原発についての徹底的な研究を基に20年も前に書かれた作品。東日本大震災を受けて今読み直してみる価値がある。

八日目の蝉

■出版年月/2011年1月
■ジャンル/日本文学・サスペンス
■著者/角田光代
■出版社/中央公論新社
■税込価格/620円
■サイズ/376P 16cm

不倫相手の赤ちゃんを誘拐して自分の娘として育てようとする女。逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか・・・。偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。映画は井上真央・永作博美主演で4月29日封切り。原作を読んでから映画を見るか、見てから読むか・・・。今注目の1冊です!

家族の歌 河野裕子の死を見つめた344日

■出版年月/2011年2月
■ジャンル/日本文学
■著者/河野裕子/著 永田和宏/著 永田淳/著 永田紅/著 植田裕子/著
■出版社/産経新聞出版
■税込価格/1,260円
■サイズ/185P 19cm

産経新聞夕刊(大阪本社発行)紙上で、平成21年9月2日から始まった河野裕子さんとその家族の4人のリレーエッセイ「お茶にしようか」の連載をまとめた本。
連載開始から河野さんが亡くなられた平成22年8月12日まで、344日間の最期の日々の記録が主体となっているが長男の永田淳さんの妻で歌人の植田裕子さんが登場するなど、その後の家族の様子も描かれている。家族のあたたかさ、絆の深さが63編の詩とエッセーから伝わってくる。

麒麟の翼

■出版年月/2011年3月
■ジャンル/日本文学
■著者/東野圭吾
■出版社/講談社
■税込価格/1,680円
■サイズ/325P 20cm

ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。誰も信じなくても、自分だけは信じよう。加賀シリーズ最高傑作 寒い夜、日本橋の欄干にもたれかかる男に声をかけた巡査が見たのは、胸に刺さったナイフだった。大都会の真ん中で発生した事件の真相に、加賀恭一郎が挑む。帯には、「加賀シリーズ最高傑作」と謳っていることだろうと思います。その看板に偽りなし、と作者からも一言添えておきます。――東野圭吾

ラストラン

■出版年月/2011年1月
■ジャンル/日本文学
■著者/角野栄子
■出版社/角川書店
■税込価格/1,575円
■サイズ/228P 20cm

「残された人生でやっておきたいこと」七十四歳のイコさんの場合それは、バイク・ツーリングだった。目的地は、五歳で死別した母の生家。東京から岡山まで、往復1200キロ。着いたのは、寂れた一軒の船宿だった。無人のはずなのに、そこには不思議な少女が住んでいた…。
『魔女の宅急便』の著者が贈る、書き下ろし自伝的小説。
産経新聞と日本経済新聞の読書欄(いずれも2月13日付)にも掲載された話題の本。

一刀斎夢録 上

■出版年月/2011年1月
■ジャンル/日本文学
■著者/浅田次郎
■出版社/文藝春秋
■税込価格/1,680円
■サイズ/368P 20cm

大正という新時代に違和感を覚える梶原中尉は、1人の元巡査を訪ねる。その老人こそは新選組最強の剣士でありながら維新の動乱を生き延びた斎藤一であった。龍馬暗殺、会津戦争、近藤勇ら隊士の末路……老人の語りに魅せられた梶原は、実は全ての話が無名の少年隊士・鉄之助につながることに気づく。土方歳三最後の写真を箱館から持ち帰った、寄る辺ない少年と斎藤一との哀しくも凄絶なかかわりとは――。
『壬生義士伝(みぶぎしでん)』『輪違屋糸里(わちがいやいとさと)』に続く浅田版新選組の、深い感動に打たれる大作!!下巻も発売中。

錨を上げよ 上

■出版年月/2010年11月
■ジャンル/日本文学
■著者/百田尚樹
■出版社/講談社
■税込価格/1,995円
■サイズ/591P 20cm

「探偵!ナイトスクープ」のメイン構成作家である著者が、68万部の大ベストセラーとなったデビュー作の「永遠の0」に続いて書き上げた2400枚の力作。高度経済成長期の昭和を描いた本作は1950年代生まれの人にとってはジャスト世代。
人生の荒波を渡っていく主人公の作田又三とともに、さあ、あなたもいざ海図なき嵐の海へ、 錨を上げよ!!

ノルウェイの森 上

■出版年月/2004年9月
■ジャンル/日本文学
■著者/村上 春樹
■出版社/講談社
■税込価格/540円

限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた村上 春樹氏の長編小説。 松山ケンイチ主演の映画化で今注目を浴びる1冊に!

白銀ジャック

■出版年月/2010年10月
■ジャンル/日本文学
■著者/東野圭吾
■出版社/実業之日本社
■税込価格/680円
■サイズ/412P 16cm

人気の東野作品が、いきなり文庫で登場!圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス。秋の夜長の一気読みにピッタリ!!

神様のカルテ 2

■出版年月/2010年10月
■ジャンル/日本文学
■著者/夏川草介
■出版社/小学館
■税込価格/1,470円
■サイズ/317P 20cm

読んだ人すべての心を温かくする、 36万部突破のベストセラーの第二弾。 第一弾は櫻井翔、宮崎あおいの出演で2011年全国東宝系にて、映画化! 2010年本屋大賞第二位。 その前作を遙かに超える感動を、お届けします。
信州にある「24時間、365日対応」の病院では、今日も奇蹟が起きる。「一止とハルさん」の新たな物語。

ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後

■出版年月/2010年9月
■ジャンル/日本文学
■著者/咲乃月音
■出版社/宝島社
■税込価格/480円
■サイズ/221P 16cm

9月4日に公開された宮崎あおい、大竹しのぶ出演の映画『オカンの嫁入り』。 映画の原作となった『さくら色 オカンの嫁入り』の待ち望まれた続編がついに刊行。文庫書き下ろしです。

さよなら、アルマ 戦場に送られた犬の物語

■出版年月/ 2010年8月
■ジャンル/日本文学
■著者/水野宗徳
■出版社/サンクチュアリ出版
■税込価格/1,260円
■サイズ/251P 19cm

いまからおよそ65年前、第二次大戦下の日本・・・。人間と共に戦場に出兵する「軍犬」と呼ばれる犬がいた。その数、約10万頭。軍犬たちの多くは地雷を踏んだり、狙撃手の標的となり儚く命を散らした。運良く生き延びられた犬も、終戦後には戦地に置き去りにされる運命だった…。大好きな主人から遠く離れた場所で、軍犬たちは一体なにを思いながら、永い眠りについていったのか。本書は消え去ろうとする過去の事実をもとに、犬と人間との心温まる関係を描いた物語である。

八朔の雪 みをつくし料理帖

■出版年月/2009年5月
■ジャンル/日本文学
■著者/高田郁
■出版社/角川春樹事務所
■税込価格/580円
■サイズ/271P 16cm

角川春樹氏も激賞する、温かな料理と人々の優しさが織りなす、書きおろし時代小説の傑作!文体もやわらかくて読みやすい。巻末にあるお料理レシピも嬉しい。

銀二貫

■出版年月/2010年8月
■ジャンル/日本
■著者/高田郁
■出版社/幻冬舎
■税込価格/630円
■サイズ/271P 16cm

「みをつくし料理帖」で大人気の高田郁の時代小説「銀二貫」の文庫版。
料理と時代小説という組み合わせに、上方の義理人情がからまって展開するストーリーは飽きさせず、テレビで時代劇を見ているかのように進んでいきます。

プラチナデータ

■出版年月/2010年6月
■ジャンル/日本文学
■著者/東野圭吾
■出版社/幻冬舎
■税込価格/1,680円
■サイズ/431P 20cm

東野圭吾の最新作。
犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所のDNA操作システムの開発者までが殺される。確信は疑念に、追うものは追われるものに。信じられるのは、科学か、自分自身か・・・。すべての謎は、DNAが解決する。
数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る!

グラツィオーソ

■出版年月/2010年5月
■ジャンル/日本文学
■著者/山口なお美
■出版社/アルファポリス
■税込価格/1,470円
■サイズ/343P 19cm

数年前まで県大会突破すら考えられなかった弱小吹奏楽部が、謎の美人教師の指導で生まれ変わる!そして挑むは夢舞台「吹奏楽の甲子園」への出場権!吹奏楽に捧げる、爽やか青春ストーリー。
ちなみに、グラツィオーソとはイタリア語。音楽で発想標語の一つで「優美に・優雅に」を意味する。

コンビニたそがれ堂 星に願いを

■出版年月/2010年5月
■ジャンル/日本文学
■著者/村山早紀
■出版社/ポプラ社
■税込価格/588円
■サイズ/245P 15cm

大事な探しものがある人だけがたどりつける不思議なコンビニたそがれ堂。今回のお客様は、隣のお兄さんに告白したい少女に、喫茶店のマスター、子どもの頃ヒーローになりたかった青年など・・・夜空の星に切なる願いをかけた時やさしい奇跡が起こる。今年の1月に刊行された「コンビニたそがれ堂」の好評シリーズ第3弾!

ねぼけ人生

■出版年月/1999年7月
■ジャンル/日本文学
■著者/水木 しげる
■出版社/筑摩書房
■税込価格/609円

陽気な落第生だった少年時代、ラバウルで死の淵をさまよい片腕を失った戦争の時代、赤貧のなかで紙芝居や貸本マンガを描き続けた戦後、そして突然訪れた「鬼太郎」と妖怪ブームの中で締め切りに終われる日々。波爛万丈の人生を、楽天的に生きぬいてきた、したたかな日本土人・水木しげるの面白く、ちょっぴり哀しい半生の記録。
NHKの朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」をご覧の方も、そうでない方も是非ご一読を!

アメリカインディアンの教え

■出版年月/1994年4月
■ジャンル/日本文学
■著者/加藤諦三
■出版社/扶桑社
■税込価格/540円
■サイズ/頁数・縦 188P 16cm

さまざまな人間関係のなかで、親子関係は特に大切であり、すべての人間関係のスタートになるもの。親にじゅうぶん愛されて育った人は、他人の心がわかり、親から愛されなかった人は、愛に飢え、他人から愛を求めるばかり。幼年時代の楽しさは生涯の財産となるが、逆に幼年時代の悲しみは生涯の負債となる。
すべての人間関係の原点をわかりやすく説いた、心の時代のベストセラー。
「子供が育つ魔法の言葉」でおなじみのドロシー・ロー・ノルトの誌が巻頭にある。
子育て中の親に是非読んでもらいたい1冊!

オー!ファーザー a family

■出版年月/2010年3月
■ジャンル/日本文学
■著者/伊坂幸太郎
■出版社/新潮社
■税込価格/1,680円
■サイズ/頁数・縦 361P 20cm

すべての伏線がつながるこの快感! 伊坂エンタメの技の冴えを、とくとご覧あれ。 みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。なんたって我が家は、六人家族で大変なんだ。えっ、そんなの珍しくないって? まあ聞いてよ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。しかも、飛びっきりアクの強いね。今回も、その一人と一緒に出かけたことから、とんでもない事件に巻き込まれてさ――。

神苦楽島 上

■出版年月/2010年3月
■ジャンル/日本文学
■著者/内田康夫
■出版社/文芸春秋
■税込価格/1,680円
■サイズ/頁数・縦 348P 20cm

浅見光彦シリーズ最新刊!今度の舞台は、淡路島 秋葉原で女性の最期を看取った浅見光彦は、淡路島で思わぬ事件に遭遇する――。信仰、民俗が交錯する浅見シリーズ異色の最新作!

神苦楽島 下

■出版年月/2010年3月
■ジャンル/日本文学
■著者/内田康夫
■出版社/文芸春秋
■税込価格/1,680円
■サイズ/頁数・縦 317P 20cm

浅見光彦シリーズ最新刊!今度の舞台は、淡路島 秋葉原で女性の最期を看取った浅見光彦は、淡路島で思わぬ事件に遭遇する――。信仰、民俗が交錯する浅見シリーズ異色の最新作!


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