発見時の鮮やかだった壁画群が、国宝となり文化庁が管理する間に、カビの大発生、作業時の損傷、そして石室解体へ。壁画劣化は防げなかったのか?古代史ブームを巻き起こした高松塚壁画がたどった道のりを新聞記者が丹念に追ったルポルタージュ。