日本書紀に秘められた古社寺の謎 神話と歴史が紡ぐ古代日本の舞台裏

出版年月日:
2020/07/20
カテゴリ
神社仏閣,古代史
著者:
三橋健
出版社:
ウェッジ
税込価格:
1,430円
ページ数:
224P
ISBN13:
978-4-86310-225-5
ISBN10:
4-86310-225-9

内容紹介

古代、神社とは、まつりごと=政治の中枢であり、天皇や豪族は神を祀る祭司の役割も担っていた。また、寺院も政治と権力の装置として機能していた。こうしたことを証言するのが『日本書紀』である。そこに登場する古社寺はいつ何のために建てられたのか?歴史や信仰の世界でどんな影響を与えたのか?『日本書紀』編纂1300年のいま、謎解き風に迫る!

<古寺社の例 奈良県>
日本最古の神社・大神(おおみわ)神社…ヤマト王権発祥地の深層
日本最初の寺・豊浦寺(とゆらでら)…蘇我氏対物部氏の崇仏・廃仏論争の真実
天武・持統天皇ゆかりの古寺・薬師寺…薬師信仰を積極的に受け入れた背景
飛鳥の争乱の残影・山田寺…蘇我倉山田石川麻呂の悲劇と仏頭の流転 ほか