奈良時代の大造営と遷都 宮都と寺院の実像を探る

出版年月日:
2024/12/16
カテゴリ
古代史
著者:
小笠原好彦
出版社:
吉川弘文館
税込価格:
2,640円
ページ数:
272P
ISBN13:
978-4-642-08464-2
ISBN10:
4-642-08464-9

内容紹介

七一〇年、藤原京より平城京に都を遷し、新たに律令社会の形成をめざした奈良時代。地方の行政を担った国司・郡司らの仕事や古代の道に立てられた告知札、対馬・隠岐の実像や墓誌にいたるまで、古代社会の諸相を描く。遷都を繰り返した「聖武による五年間の彷徨」の意図や、行基が参画した大仏造立、平城京内の寺々の造営の実態を解き明かす。