奈良時代 律令国家の黄金期と熾烈な権力闘争

出版年月日:
2022/11/21
カテゴリ
教養,新書
著者:
木本好信
出版社:
中央公論新社
税込価格:
946円
ページ数:
272P
ISBN13:
978-4-12-102725-2
ISBN10:
4-12-102725-6

内容紹介

平城京への遷都で幕を開けた奈良時代。律令体制の充実期で、台頭する藤原氏はその立役者だった。唐の文物が輸入され、国際色豊かな天平文化も花開く。他方で長屋王の変、藤原広嗣の乱、恵美押勝の内乱など政変が相次ぎ、熾烈な権力闘争が繰り広げられた。飢饉や疫病にも襲われる。仏教を重んじ、遷都を繰り返した聖武天皇、その娘で道鏡の重用など混乱も招いた孝謙(称徳)天皇の治世を軸に、政治と社会が激動した時代を描く。