古代史のテクノロジー 日本の基礎はこうしてつくられた

出版年月日:
2023/01/30
カテゴリ
教養,新書
著者:
長野正孝
出版社:
PHP研究所
税込価格:
1,210円
ページ数:
220P
ISBN13:
978-4-569-85381-9
ISBN10:
4-569-85381-1

内容紹介

PHP新書 1340

縄文時代に建てられたという、三内丸山遺跡の通称「縄文タワー」。縄文人は人力だけでどうやってこの15メートルの塔を建てたのか?技術者である著者が精緻にそのプロセスを解説する。また、塔の目的は「狼煙台」であり、宗教上の施設ではなく、ヒスイの交易のために建てられた塔だと説く。
さらに、近世まで奈良に「奈良湖」があったことを突き止め、奈良湖と大阪湾に通じる水路である「河内・大和大運河」など、重要な交通手段である水上交通に着目し古代日本の実像に迫る。「古代人は治水を考えなかった」という専門家ならではの仮説も提唱。