本書では、入江泰吉が撮影した写真と、万葉歌126首を掲載。郷愁誘う美しい奈良の風景とともに、万葉集の世界を堪能できます。文字だけでは読み解きにくい万葉歌ですが、写真と組み合わせることでより身近に感じることができます。それぞれの歌には現代語訳も掲載。英訳もあるので外国人の方にもおすすめです。読み進める順番に決まりはありません。好きな写真、好きな歌、どのページから開いてもかまいません。「万葉集って難しそう」と思っている方にこそ読んでほしい一冊です。