ジュンク堂書店奈良店スタッフおすすめ [パートのK.Mさん]
【世界を敵に回してでも貫きたい美学を持った人々の「信念」が描かれた作品】 物語の舞台は「天動説」が信じられていた中世ヨーロッパ。 世渡り上手の主人公は、“狂人”の元学者に天体観測を強制されたことがきっかけで、「地動説」の理論を美しいと感じてしまう。だが、「地動説」は異端思想とされており、主人公にも弾圧の魔の手が伸びる。 命がけで美学を貫く人々の熱さを感じる作品。