学園前店スタッフおすすめ [パートのS.Nさん]
【代表作もいいけれど】
無性に死にたくなったのに、自殺が未遂に終わった青年。命を売ろうと新聞広告をだしたところから、怒濤の展開が始まります。ページをめくる手が止められないエンタメ作品です。
映像で見た作者や純文学といわれる代表作品など様々なものが頭をよぎり、あの時代にこんな作品を書いていたんだと驚きました。
市ヶ谷での衝撃的な死から50年。改めて三島作品を読もうとした時に、代表作はもちろんですが、この作品も選択肢のひとつに、と思います。
ちくま文庫