奈良の謎と魅力が盛りだくさん。モノ・人物・暮らし・時空間…コンパクトで読みやすい各編4頁構成。
<目次>
第1章 モノは語る(木簡と史書は語る―平城京大極殿建設の真実
葡萄の道―「ボ・ダウ」「ぶだう」「ブドウ」 ほか)
第2章 まなざしと表現(高松塚古墳のメディア学―発見当時の新聞記事を読む
大いなる『正倉院模造宝物』―吉田包春の美の世界 ほか)
第3章 横顔に映る奈良(宇多上皇、吉野宮滝へ―道真の「御幸記」を繙く
澤田四郎作を知っていますか―大和が生んだ知のネットワーカー ほか)
第4章 時空間を超えて(「国のまほろば」という言葉―その理由と時
景観に見る奈良の風―見えないものから奈良を見る ほか)
第5章 暮らしの今昔(女性の暮らしやすさから見た奈良―家事・育児負担とサポート・ネットワーク
あとの祭りにしないために―祭礼継承のためにいま何をすべきか ほか)