宝島社新書 589
1867(慶応3)年の明治天皇の「王政復古の大号令」にともない、新政府が行った神仏分離によって巻き起った廃仏毀釈から150年。神社と寺院を分離する政策が、なぜ僧侶自らが率先して神職への転職を申し出て、本尊を斧で叩き割ったとされるほどの仏教攻撃、文化財破壊にエスカレートしたのか?そのとき神社仏閣では何が起こったのか。日吉大社、八坂神社、石清水八幡宮、興福寺、大神神社、金峯山寺、金刀比羅宮、出羽三山、浅草寺、日光東照宮…。衝撃的なビジュアル資料とともに、数々の具体的事例で日本宗教史における最大のタブーを読み解く!