会場は感染対策を万全に、定員30名の事前予約制で
トークショーとサイン会を開催いたしました。
当日は『茶粥・茶飯・奈良茶碗』の著者・鹿谷勲先生と、
編集ご担当の淡交社編集局・安井善徳氏をお招きし、
茶粥の起源と歴史を、実際に用いる用具や写真を交えて紹介いただきました。
茶飯と奈良茶碗についての解説もあり、鹿谷先生と編集者の掛け合いも楽しく、
ご参加の方が熱心に聞き入っておられました。
茶粥が初めて食されたのは、会場となった奈良店の斜向かい辺りとのお話もあり、
時を超えたふしぎなご縁に驚きました。
終了後の質疑応答では、茶粥にまつわる俗説や奈良茶飯について、
詳しく解説いただきました。
お集まりいただきました皆さま、鹿谷勲先生、
淡交社の皆さま、誠にありがとうございました。
会場:啓林堂書店奈良店2Fイベントスペース
奈良市西御門町1-1(近鉄奈良駅4番出口上がってすぐ)
参加料:無料
参加方法:事前申し込み制/先着30名様限定
(お申し込みはお電話かご来店にてお願いいたします。)
※お席には限りがございますので先着順とさせていただきます。
入場時の検温、手指の消毒、マスク着用にご協力をお願いいたします。
お申し込み・お問い合わせ先:啓林堂書店奈良店 TEL 0742-20-8001
米を茶で炊いた「茶粥」は、奈良では郷土料理として古くから親しまれてきました。
一方、江戸時代、明暦の大火後の江戸で爆発的に「奈良茶飯」と称されるものが人気を博し、
茶飯を食するための器として蓋付きの茶碗が考案され、それは「奈良茶碗」と呼ばれました。
これまであまり注目されることのなかった奈良茶の文化を歴史・民俗・文学などの視点から読み解いていきます。
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